月刊高校教育 2005年1月増刊号
高等学校/新しい学力像をどう描くか

高井高盛・学力問題研究会 編著
152ページ 定価(本体943円+税)
雑誌03414-1臨

学力論争が盛んであるが、よって立つ学力観が違うまま議論しているため、いつまでも有効な策を打ち出せない。戦後高校教育の歴史をたどりながら、学習指導要領や大学入試との関連で学力像を解明し今後の方向を示俊。


まえがき
第1章 高校における学力問題
  1. 最初の学力論争
  2. 高校進学率の増加
  3. 大学進学率の増加がもたらしたもの
  4. 新・学力低下論
  5. 学力低下否定論
  6. 揺れる文部科学省
  7. 学力観のミスマッチ
第2章 学力はこうして育てられる
  1. 日本的な学力観とは
  2. 学習指導要領とは
  3. 学校の知識は試される
  4. 子ども中心カリキュラム
  5. 教科(知識)中心カリキュラム
  6. 学力観と学習理論
  7. 二つの学力観
第3章 学力観は流行する
  1. 本質主義の学力観
  2. 博学主義と儒教
  3. 進歩主義の学力観
  4. 折衷主義と学習理論
  5. 発見学習(探究学習)
  6. 国際的学力観
  7. 評価の仕方で見える学力
  8. 学力の構造と心の構え
  9. 学力観は流行する
●閑話休題――学校におけるIT革命と生徒の「下剋上」――
第4章 高校と大学の接続
  1. 大学入試とは何か
  2. 高校と大学の接続
  3. 共通第一次試験の生まれた背景
  4. 共通第一次試験の性格
  5. 入試センター試験は中二階まで
  6. 二次試験の求める学力
  7. 大学入試と高校教育
  8. 大学入試改善のヒント
●閑話休題―ー高校紛争が残したもの――
第5章 欧米の中等教育と大学入試
  1. 教育改革は世につれて(イギリスの例)
  2. イギリスの中等教育
  3. イギリスの大学入試
  4. フランスの中等教育
  5. フランスの大学入試
  6. ドイツの中等教育
  7. ドイツの大学入試
  8. アメリカの中等教育
  9. アメリカの大学入試
  10. 学力観・西欧と米国
●閑話休題――チャーチルは劣等生であった――
第6章 人生は試験である
  1. 人生は試験である
  2. 絶対評価で学力を伸ばす
  3. 相対評価とは何か
  4. 教育評価の効果
  5. 評価の用具
  6. 偏差値は学カを表すか
  7. 評価の思想
  8. デジタルとアナログの世界
●閑話休題―─試験対策──
第7章 総合的な学習と国際的学力
  1. 形式陶冶と実質陶冶
  2. 受験教育と準備教育
  3. 年数主義と修得主義
  4. 絶対評価の先に何があるか
  5. 学問に対する伝統
  6. 高校教育を比べてみる
  7. 総合的な学習と国際的学カ
第8章 新しい『知』の創造を
  1. 学力観の二重基準
  2. 思考回路の変質と文章力
  3. 青少年は勉強しなくなった
  4. 仮説・パンドラの箱
  5. 勉強とは何か
  6. 高校に哲学科を
  7. 知識と知恵(学力論を超えて)
終 章 資格試験は一挙三得
あとがき
主な参考文献
 

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