月刊高校教育2011年12月増刊号

見捨てられた高校生たち

知られざる「教育困難校」の現実

朝比奈なを 著
四六判 176ページ
定価(本体952円+税)
雑誌03414-12臨 高校教師,保護者
高校改革が進む中、忘れられた存在となっている教育困難校の生徒たち。ひらがなも読めない、ノートも買えないなど、多くの困難を抱え、苦しい状況にある実態を赤裸々にレポートする。

目次

  1. はじめに
  2. 第1章 「教育困難校」とはなにか
    1. 見逃されている教育問題
    2. 「教育困難校」とは
    3. 「教育困難校」の生徒の3類型
    4. 家庭環境の実態
  3. 第2章 無学力の実態
    1. 「学力低下」への危機感
    2. 各調査にみる高校生の学力実態
    3. 勉強する意志がない高校生
    4. ひらがなが書けない高校生
    5. 教師たちの様々な「工夫」
    6. 生きる知恵のない高校生
  4. 第3章 豊かさの中の「貧困」
    1. 長さ2センチの鉛筆
    2. 両側から使うノート
    3. 医者に行けない
    4. バランスの悪い体型
    5. 新聞を取っていない家庭
    6. 運転免許が取れない
    7. テーマパーク未経験者
    8. 豊かさの中の貧困の原因
    9. 一向に解決されない貧困問題
  5. 第4章 愛情渇望症の生徒たち
    1. リストカットの少女たち
    2. リストカットのウラにあるもの
    3. 恋愛至上主義の子どもたち
    4. 我が子への無関心
    5. 愛し方を知らない親・愛され方を知らない子ども
  6. 第5章 教育行政への疑問
    1. 従来の「平等主義」の弊害
    2. 施設・設備の格差
    3. 「改革」のかけ声の下で
    4. 管理職の能カ
    5. コスト主義の導入
    6. 人事異動制度への疑問
    7. 新たな人事異動制度
    8. 「平等主義」の入試制度
    9. 入学定員の問題
    10. 「ノーマライゼーション」の弊害
  7. 終章 蟷螂の斧―結びに代えて

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