月刊高校教育 2014年12月増刊号

授業改革から高校改革へ

教員の意識を変えた「授業研究会」

石井和世 著
A5判 144ページ
定価(本体960円+税)
雑誌03414-12臨 高校管理職
高校の教科主義を超えて、学校全体で授業改善を図るにはどうすればよいのか。著者の経験を元に、理論的・実践的に授業改善の必要性と方策をまとめた。

目次

はじめに
第1章 高校教育のこれまでと現在
 1 高校教育課題とその背景
新制高校の変貌
学校間格差の拡大
不本意入学者の増大
中途退学の問題
高校教師の役割変化
 2 国の教育政策の流れ
学習指導要領の変遷
臨時教育審議会による多様化政策
自主的・自律的な学校経営の推進
「期待される教師像」の変遷
求められる校内研修の充実
第2章 「授業改善と生徒支援」を核にした学校経営
 1 新しいタイプの単位制高校の概要
六つの系を持つ単位制高校
進路決定の状況
 2 3年間の学校経営
学校課題と学校経営
学校経営ビジョンと学校目標
企画会議を重視した学校経営改革
教員の指導改善に向けて
全教員による広報活動
PTAによる教育モニター
学校経営の一年
 3 特色ある単位制教育課程で生徒を育てる
生徒像を知る
単位制教育課程の運用
生徒情報交換会
生徒指導の方針とその状況
5分前行動キャンペーンの実施
中途退学者枠入学生の支援プログラム
 4 指定研究で教育活動を豊かにする
国・県の指定研究に取り組む
演劇教育の展開
キャリア教育の充実
 5 文部科学省の指定研究に取り組む
学校評価システムの構築に関する研究
「強み弱み」をテーマとした研修会
先進校視察を通じて自校の課題を見つめる
 6 「授業研究会」の実施へ
授業改善の取組み
なぜ「授業研究会」か
「授業研究会」を終えて
 7 飛躍的に向上した進路結果
第3章 高校の授業はなぜ変わらないのか
 1 「授業研究会」の意義
授業についての教師の知識
七つの領域と領域の知識
「授業研究会」の目的
教授文化の伝達の場
 2 高校の授業はなぜ変わらないのか
学校組織特性と教員特性
高校教師像
教科専門性と教科
高校の授業はなぜ変わらないのか
第4章 「授業研究会」で高校が変わった
 1 普通科高校の学校改革
学校の荒れが続く
学校改革が始まる
学校が変わった
 2 改革の始まり―授業規律の確立へ
学校改革の始まり
授業規律づくり
学年主導の学習支援
進学クラスの設置
一部でしか実践されなかった「授業互見」
 3 授業改善の機運
授業規律の確立と授業改善の機運
「授業力重視」を鮮明に
 4 初めての「授業研究会」
「授業研究会」の三つのコンセプト
初めての「授業研究会」
公開授業担当者の感想から
校長の側面支援
 5 「授業研究会」の改善へ
意見が出ない全体協議会
先進校訪問での気づきから生徒主体の授業づくりへ
再度の学校訪問でのさらなる発見
生徒のグループ学習とコの字型学習の感想
 6 「授業研究会」の定着へ向けて
検討されない教科案
「授業研究会」の改善と継続要因
進化した姿を見せた平成23年度の「授業研究会」
第5章 継続的な授業改革に向けて
 1 「授業研究会」を通じて得られたこと
主体的な学びを促す指導法の共有と授業力の向上
生徒指導理念の転換と新しい科目の開発
教員の意識変化
生徒の成長と進路実現の広がり
総合力のある学校へ
 2 「授業研究会」の継続要因とは
学校改革計画の存在
新しい指導方法との出会い
改善を積み重ねる
生徒の成長と教員との信頼関係の構築
複数のミドルリーダーが管理職と教員をつないだ
 3 「授業研究会」の導入に向けて
教育課題や期待する生徒像の共有
校長による「授業研究会」の提案
あとがき

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