子どもの共通理解を深める
保育所・幼稚園と小学校の連携

川村 登喜子 編著
A5判 162ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-0755-6 小学校教諭

今、求められている保・幼・小の連携はなぜ必要なのか?子どもたちの教育環境の全体像を理解でき、日ごろの教育問題解決の指針となる一冊。教育を根本から見つめなおす機会に。




はじめに
第1章 保育所・幼稚園と小学校の連携
1 保育所・幼稚園と小学校の教育
(1)幼稚園と小学校の教育
(2)保育所と幼稚園の教育
(3)教師養成上の問題
2 小学校低学年の学級崩壊
3 幼稚園教育の独自性
4 保育所・幼稚園・小学校関連の問題
(1)中央教育審議会の答申
(2)保育所・幼稚園・小学校の連携の問題と方向性
5 教育委員会などの連携の試み
6 子どもの社会認識の発達過程――保・幼・小連携をふまえて
第2章 幼稚園からの発信
1 保育所・幼稚園を取り巻く環境の変化
(1)少子化
(2)親の意識の変化
(3)幼稚園の質の変容と保育者のとまどい
(4)子どもの変化
2 幼稚園教育で大切にしていること
(1)子ども主体
3 幼稚園と小学校のズレ
(1)幼稚園指導要録抄本送付をめぐって
(2)幼稚園と小学校の「総合」の解釈をめぐって
(3)小学校の学級崩壊を幼稚園の立場で考える
  1. 幼・小の連携不足
  2. 子どもを変えるのでなく教師自身が変わる
  3. 子ども主体ということ
  4. 幼小免許併有推進から見えてくること
第3章 小学校側からの連携を考える――生活科の事例を通して――
1 一人の育ちを見つめる眼
2 学び方に着目した保・幼・小の関連
(1)学びの道筋・偶然から必然へ
(2)生活科「秋、見つけた」の授業
  1. 出合いの活動「学習材・ドングリとの出会い」
  2. KJ法的な手法で課題づくり
  3. 課題解決
  4. 評価の方法(表現活動:自分の良さの発見)
  5. 振り返り(まとめのステップ・・発表の核を決める)
(3)保育所・幼稚園と小学校との関連
第4章 今の親の子育て方法は変わったのか
1 子どもが生まれ育つ環境はどう変わってきたのか
(1)子育て支援サービスから見えてくる親子の姿
2 親の子どもへのかかわり方の変化
(1)私的世界に閉じこもる家族
(2)親の意識の変容と家族のコミュニケーション
(3)子どもとの関係から見直したい親の生活態度
3 子どもの育ちの連続性を求めて
(1)子ども自身の能力を高める
(2)保育・教育の連続性に求められる課題
座談会
ちょっと長いあとがき ――これから先の子どもたち