生徒の自分探しを扶ける「総合的な学習の時間」
教師が協働する熊本県立鹿本高校の実践

中留武昭 監修/熊本県立鹿本高校 編著
A5 176ページ 定価(本体1,600円+税)
ISBN978-4-7619-0866-9 高校教師

学校全体としてどのように総合的な学習に取り組むか? 高校における総合的な学習の時間を効果的に展開するヒントが満載!





監修の言葉 九州大学大学院教授 中留 武昭
はじめに
第1章 鹿本高校における学校教育改革の胎動〜なぜ「総合的な学習の時間」に取り組んだのか
  1. このままではいけない
  2. なにかきっかけになるものは
  3. 研究開発学校への立候補
第2章 「総合的な学習の時間」がもたらしたもの〜鹿本高校はどう変わったのか
  1. 「総合的な学習の時間」第1期生を送り出して
  2. こんな生徒が出てきた
第3章「総合的な学習の時間」は根付くのか〜お互いを信じることで教師自身が成長していく
  1. 平成14年度、鹿本高校「ピンチ」からの脱出
  2. 「総合的な学習の時間」は生徒と教師みんなの時間
  3. 「総合的な学習の時間」に関する職員の組織
  4. 若い教師の苦悩
  5. 教師のまとまりが、ピンチを救った
  6. 全教師の協働により、学校が変わった
  7. 研究開発部会で次週のエネルギーを
  8. 学年研修会が教師のモチべ―ションを上げていく
第4章「総合的な学習の時間」の計画案はどう作られたのか
一人の教師が考え、残したものが進化し続ける
  1. 教育のパラダイム転換
  2. 「総合的な学習の時間」は、つけるべき力の分析・整理から
  3. 「総合的な学習の時間」の単元づくりの実際
  4. モチべーションコントロールが大切
  5. 「総合的な学習の時間」は、らせん型カリキュラム
  6. 学習歴と学習意欲の関係は
  7. 鹿本高校の各単元の慨要
  8. 時間割の工夫
第5章「総合的な学習の時間」の各単元の実施状況〜生徒と教師が輝き続ける
第一単元「Apple Program」
  1. 単元の目標
  2. 単元の実践
  3. 「総合的な学習の時間」3年間の流れを説明
  4. 「Apple Program」スタート
  5. 各クラスの取り組みととまどい
  6. 既成概念の打破
  7. 文化祭での展示発表
  8. 生徒の感想
  9. 「Apple Program」の単元の評価
  10. 指導した教師の感想から
第二単元「成功へのエチュード〜バーチャル市役所プラン〜」
  1. 単元の目標
  2. 単元の実践
  3. 「成功へのエチュード」
  4. 「〜バーチャル市役所〜」の中は
  5. ミッションの策定
  6. 初めてのクラス解体
  7. 各課のミッションに対する生徒の反応
  8. T2のメンバー不足の解消
  9. 各課の進行状況
  10. 発表会での生徒の姿
第三単元「知の方法論〜ディべート〜」
  1. 単元の目標
  2. 「知の方法論」スタート
  3. 授業スタート
  4. クラス内でのミニディべート
  5. ディべートクラスマッチ
  6. いよいよ決勝戦
  7. 「ディべート甲子園」九州地区予選への初参加
  8. 「ディべート」指導の要点を学ぶ
  9. 「知の方法論〜ディべート〜」の単元の評価
  10. 指導した教師の感想から
第四単元「Young Doctor Plan」
  1. 単元の目標
  2. 単元の実践
  3. 「Young Doctor Plan」スタート
  4. 「Young Doctor Plan」を生徒はどう受け止めたか
  5. 「Young Doctor Plan」を教師たちはどう受け止めたか
  6. 「Young Doctor Plan」のテーマ作成
  7. 生徒がこれからの生き方を考える基礎づくり
  8. 学年をテーマ別に再編成する
  9. 各個人のテーマ決定まで
  10. 生徒はどう取り組んだか
  11. 個人研究の悩み
  12. テーマクラス発表会から全体発表会へ
  13. 指導した教師の感想から
第五単元「未来への架け橋」
  1. 単元の目標
  2. 単元の実践
  3. 「未来への架け橋」スタート
  4. 「未来への架け橋」を生徒はどう受け止めたか
  5. 「未来への架け橋」を教師はどう受け止めたか
  6. ホームぺージ作成で何を目指すのか
  7. 自分自身を知ることから
  8. 自分が熱中できる職業・学問分野を見定める
  9. 生徒はどう取り組んだか
  10. 発表会での生徒の姿
  11. 未来への架け橋を通じて
  12. 「総合的な学習の時間」に取り組んだ3年生の感想から
  13. 指導した教師の感想から
第6章 「総合的な学習の時間」を支えた学校の体質改善〜「ビルドアッププラン」策定とその役割
  1. スクールアイデンティティ(SI)の構築にむけて〜「ビルドアッププラン」の産声〜
  2. 鹿本高校のSI〜「ビルドアッププラン」の基本理念〜
  3. 「ビルドアッププラン」の実践
    [1]志望値を高める進路学習の工夫
    [2]基礎基本の徹底〜「ゲインライン」と「到達度テスト」の実践
    [3]「心の教育」の時間の取り組み
    [4]自己責任を伴う自己選択の場面を増やす試み
  4. 学校の体質改善〜新しい学校文化の形成
第7章 鹿本高校の「総合的な学習の時間」〜全国に発信する
  1. 学校訪問を受けて
  2. 「総合的な学習の時間」に係る研究開発発表会から得たこと
第8章 これからの鹿本高校の「総合的な学習の時間」を考える
  1. 4年間の失敗と反省をバネに
  2. 今後の課題が見えてきた
あとがき
鹿本高校の「総合的な学習の時間」に携わった職員一覧