高大連携とは何か
高校教育から見た現状・課題・展望

勝野 頼彦 著
A5判 192ページ 定価(本体2,300円+税)
978-4-7619-1066-2 高校管理職・研究者・大学管理職

確かな学力を育成し、学習意欲を喚起するために「高大連携」が盛んに取り組まれている。多くのデータと事例を集録し「高大連携」の指針を提示。


はじめに
第一章 高大連携の現状と背景
一 全国の実施状況から見た高大連携
  1. 大学における学修の単位認定
  2. 大学の科目等履修生や聴講生、公開講座等の活用
  3. 大学教員による高校での学校紹介や講義等の実施
二 高大連携の背景と中教審答申
  1. 高大連携の多面的な背景
  2. 接続に関する中教審答申
第二章 実施校や受講生の意識から見た高大連携
一 「大学における学修の単位認定」の実施校の意識
二 公開講座や体験入学の参加校等の意識
三 受講生の意識や進路への影響
第三章 高大連携の多様な概念
一 狭義の高大連携と広義の高大連携
二 高大連携の類型化と体系化の試み
第四章 県レベルの施策・取組
一 三層構造の高大連携〜和歌山県教育委員会〜
  1. 大学との緊密な協力体制
  2. 三種類の高大連携事業
  3. 和歌山県の事業の特徴
  4. 今後の課題
二 大学側の組織との連携〜広島県教育委員会〜
  1. 複数大学との連携による受講機会の拡充
  2. 公開授業と公開講座
  3. 広島県の事業の特徴
  4. 連携の質の向上に向けた課題
三 連携システムの構築のためには〜群馬県教育委員会〜
  1. 高校現場の高い関心
  2. 大学主導の高大連携事業
  3. 連携システムの構築に向けた課題
第五章 先進校における取組
一 研究開発学校の高大連携〜埼玉県立浦和高等学校〜
  1. 伝統校の学校改革コンセプト
  2. 単位制を支える三つの柱
  3. 戦略性の向上とポジションの明確化
二 単位制高校の高大連携〜神奈川県立神奈川総合高等学校〜
  1. 単位制のメリットと課題
  2. 神奈川総合高校の特色
  3. 大学における聴講と多様な学校設定科目の開設
  4. 単位制との調和のための三つのポイント
三 学年制高校の高大連携〜静岡県立静岡東高等学校〜
  1. 学年制と高大連携
  2. 大学における聴講と社会専門講座の開催
  3. 連携の二つのパターン
  4. 学年制との調和のための五つのポイント
第六章 高大連携の課題
一 三つの基本的な課題
二 高校教育における位置付けの明確化
  1. 高大連携の評価と位置付け
  2. 中教審答申の趣旨
  3. 進学支援としての高大連携
三 高大連携の構想の充実
  1. 教育委員会の役割の重要性
  2. 基本方針の立案と制度設計
  3. 各高校の構想の充実
四 円滑な実施と定着のための基盤整備
  1. 実施体制の整備と情報のネットワーク化
  2. 経費の適切な分担
第七章 高大連携はこれからどうなるのか
一 今後の四つの方向性
  1. 連携ネットワークの拡大と強化
  2. 双方向化と多様化による連携概念の拡大
  3. 連携の深化
  4. 連携を促す環境の醸成
二 体系化モデルの再検討と高大の新たな関係
三 連携時代の高校教育とは
  1. 連携の必要性と課題
  2. 連携の時代に求められるもの
参考文献
 

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