日本の教育改革をどう構想するか―民間教育臨調の提言 4
教育制度の再生

西澤潤一 監修 小林 正 編著
A5変形 224ページ 定価(本体2,300円+税)
978-4-7619-1125-6 小・中・高校長

学力低下、活力のない青少年の増加、児童・生徒の増加など、現在の教育には大きな課題が山積している。「教育制度」の再考が今こそ必要。教育界の識者が、現在の教育の問題とそれを乗り越える道筋を描き出す。


はじめに
第一章 「戦後教育六十年」を検証する −新たな出発への第一歩として−
  1. 「四大教育指令」という懲罰的措置
  2. 新教育方針 − 児童中心主義への一里塚
  3. 教員養成制度は教育改革の入り口
  4. 教育勅語排除・失効確認決議 − 国民道徳の解体
  5. 幻の「天野勅語」と教師の倫理綱領
  6. 偏向教育問題と特設道徳粉砕闘争
  7. 占領教育行政の置き土産 − 「教育委員会」
  8. 勤評反対闘争と教員評価制度導入
  9. 「学テ」反対闘争と自主編成運動
  10. 家永教科書事件(第一次〜第三次)
  11. 教科書問題
  12. 児童の権利条約
  13. 国旗・国歌問題
  14. 自由保育と学級崩壊
  15. ゆとり教育、学校五日制、学力低下、学習指導要領削減
  16. 過激性教育・ジェンダーフリー教育 − 性の自己決定権・「らしさ」の崩壊
  17. 地方分権一括法と文部科学省設置法
  結語 占領政策の集大成としての「教育基本法」
第二章 教員のあり方について
一 教員の身分と待遇
  1. 教員の身分と待遇の問題
  2. 人材育成をめざす教員養成制度改革へ
二 教師論と研修の意義
  1. 研修に対する教師の姿勢
  2. 教師の責任をどう考えるか
  3. 教師論の問題点
  4. 研修のあり方
  5. 共同研究で授業が内容を高めるという考え方に対して
  6. 「大学における教員育成」はどうあるべきか
第三章 教職員団体のあり方について
一 日本をダメにした四つの原因
  1. 占領軍によって洗脳された日本人
  2. 占領軍によって構築された戦後の日本の教育理念
  3. ダメ日本を煽り続けるマスコミ
  4. 児童・生徒の心に憎悪と怨念を植えつけた日教組の活動
二 日本再生のための三つの提案
  1. 提案1 憲法論議を盛り上げる
  2. 捷案2 教育基本法の早期改正
  3. 提案3 教師とは何か、早急な法的整備が不可欠
三 二〇〇五年における日教組の現状と公教育における政治的中立の問題
  1. 日教組の運動方針
  2. 日教組の政治闘争上の諸問題について
第四章 教科書検定制度について
一 教科書検定制度は維持すべきである − 教科書検定制度の必要性
  1. 教科書検定の意義
  2. 教科書が使用されるまでの経緯
  3. 教科書検定の方法
  4. 教科書検定の手続
二 採択制度について再検討の要がある − 教科書採択の方法・採択の権限
三 学習指導要領(検定基準)について
四 教科用図書検定調査審議会委員の選任について
五 教育基本法十条について
  1. 現代公教育における国の役割
  2. 教育基本法十条の意義
  3. 学習指導要領の基準性
  4. 戦後の教科書制度
第五章 各国における教育改革の取り組み
一 ケルンサミットから東京G8教育大臣会合へ
二 米国における教育改革のめざしたもの
  1. 米国の教育改革までの流れ
  2. 回復への道のり
三 フランスの教育改革
  1. フランスの教育改革の流れ
  2. 改正前 − ジョスパン法の失敗
  3. フィヨン法
  4. 今後の課題
四 英国における教育構造改革
  1. 教育構造改革前の英国の状況
  2. 教育構造改革の内容
  3. 英国(イングランド)の教員職能団体の結成について
執筆者分担一覧
 

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