はやるな・あせるな・いらだつな
校長を演じる校長に徹する


前田勝洋 著
A5判 184ページ 定価(本体2,000円+税)
978-4-7619-1182-9 小・中・高校長

すべての人が高邁な教育観と強いリーダーシップをもって校長になるわけではない。「ふつうの人」が校長になった時は、校長を「演じる」しかない。そして仕事として「徹する」しかない。そう行動した本音の実践記録。



1.[校長を演じる]ワザをみがく
  1. 明るいあいさつを演じる校長に
    1. ある教師の回想から
    2. 笑顔で明るく「あいさつ」を
    3. 感謝して下座に生きる
  2. 「なるほど、そうか、すごいな!」の雑談
    1. 雑談室になった校長室
    2. 「なるほど、そうか、すごいな/」の雑談学
    3. 苦楽をともにする
  3. 他愛もない話のできる校長室へ変身を
    1. 「他愛もない話」こそ
    2. 見守ってもらっているという安堵感
    3. 自己選択・自己決定を促すことば
  4. 親の苦情にどう対応するか
    1. 「担任を代えてほしい」という訴え
    2. 担任教師を孤立させない
    3. 親になる勉強を一緒にする
  5. 考えを異にする教師への対処
    1. 排斥したい、排除したいと思うな
    2. 子どものことで勝負!
    3. すべては信じることから始まる
  6. 話す機会は、最大の「授業」だ!
    1. 集会活動での自己実現
    2. 保護者との雑談会
    3. 地域への発信をして「やる気いっぱい」に
  7. 「授業実践」を演じる管理職になる その一
    1. 「授業」から隠居しない
    2. 「授業実践」に参加する管理職の一歩
    3. 授業に積極的に立ち向かう学校づくり
  8. 「授業実践」を演じる管理職になる その二
    1. 子どもの変化に驚く教師たち
    2. なりふり構わぬ校長の授業参加
    3. 学べるうれしさを語る教師たち
  9. 「授業実践」を演じる管理職になる その三
    1. 「やってみせ、言って聞かせて、させてみて……」
    2. 週案簿に綴る子どもの姿を通して高まる教師
    3. 動き出す教師集団
  10. 「夢を語る」熱き抱負を
    1. 会議を切る
    2. 戯れの仕掛け
    3. 「夢を語る」うれしさ
  11. 教育行政に「もの申す」
    1. 制度改革花ざかり
    2. 教育課程の編成権は校長
    3. 教育行政と向かい合う
    4. 肚をくくる校長でありたい
  12. 校長の「色」を出す
    1. 「校長」とは何様か
    2. 学校の仕事を考える
    3. 「色を出すこと」の意味を問う
2.校長は、はやるな、あせるな、いらだつな!
  1. 武器など、何もない経営者!
    1. 絶望からの出発
    2. 当事者意識を大切に
    3. 「校長が変われば、学校は変わる」はホント
    4. はやるな、あせるな、いらだつな!
  2. 「見える校長になる」ワザを学ぶ
    1. 「ありがとう」のことば
    2. 雑談、雑談、また雑談
    3. 三層診断方式の実施
    4. 抽出教師への徹底的な応援策
  3. 反発と新提案は、紙一重と思え
    1. それが子どもたちのためになるか
    2. 実践は試行錯誤の中で生まれる
    3. 「あなたはどうしたいか」問う校長
  4. 親が「親になる」指導を
    1. 保護者を育てる時と場を
    2. 親と学校が手を結ぶ
    3. 学校は歯を食いしばってがんばるところ
  5. ちょっと無理してがんばる
    1. 日々の研修活動のすすめ
    2. 「教育実践の日常化」をめざす
    3. 「指導案無しの授業の公開」作戦
    4. 子ども同士の教室訪問
  6. どっちを向いて立つか
    1. 「学校訪問」に向けての校長の姿勢
    2. 信頼関係が崩れる校長の言動
    3. 子どもを畏れる姿勢を
    4. 校長は見られている存在
  7. ザ授業参加100 パート1
    1. 授業参観から「授業参加」へ
    2. 「ほめる、みとめる、生かす」ことに徹する
    3. 高い垣根を低くしていく方途
    4. 授業参加100時間を突破!
  8. ザ授業参加100 パート2
    1. 校長としての誠実さを
    2. 年一回だけの授業研究の意義は?
    3. 教師の応援をしたい
  9. 会議は始まる前に終わっている!
    1. 長引く職員会議
    2. 「人間関係」は変えられる
    3. 風通しのよい職場づくり
    4. 会議の前に九分九厘決まっている
  10. 子どもは人格者である
    1. 朝のあいさつから始まる
    2. 集会での校長の話
    3. 話術の勉強は、校長職の必須の精進
    4. 見てござる
  11. 当事者意識の高い経営を
    1. 評価は楽しく、前向きに
    2. 評価の生かされた次年度の構想
    3. ほんとうに必要なものに絞る行事
    4. 当事者意識の高揚を図る仕掛け
3.現場から発想する学校経営−私の出逢ったリーダーたち
  1. 具体的な語りで勝負する吉田校長
    1. ポトスの蔓
    2. 具体物で語る
    3. 「ありがとう」「よくがんばったね」で教室訪問
  2. 荒れた学校に挑む伊藤校長
    1. 自らの着任
    2. 学校を開く
    3. 「B中再建」の具体策
    4. 教師たちの自覚に支えられた施策を
  3. 「授業参加」に全力で立ち向かう松山校長
    1. 子どもの危機を救え
    2. 「教室訪問」で変わる子どもの姿
    3. 飾らない校長の振る舞い
    4. 敵は本能寺!
  4. 「職員室だより」発行を続ける佐藤校長
    1. 「校長室だより」の発行に思う
    2. 「培其根」に学ぶ
    3. 目で見る、足でかせぐ、心で感じる
    4. 学ばせてもらうんだの心
  5. 「ちょっといい話」を編み出した山村校長
    1. 「荒れ」との出会い
    2. 豊南ルネサンスの開花
    3. 教師が元気にならなければ
    4. 教師として忘れてはならないものの発見
  6. ゆったりとした時間の流れを創る高橋校長
    1. 「まあ、ゆっくりやりなさいよ」
    2. 辛かった日々だったけれど
    3. 無駄話が学校経営だ!
    4. 学校の癌は自分だと思え
  7. 風教師たちの姉のような……林教頭
    1. ホットでほっとなメール
    2. 母として、妻として、教師として
    3. 追っかけ教師の誕生
    4. 「教師を育てる妙味」を味わう日々
  8. トイレ掃除にかける佐田校長
    1. 荒れの中で
    2. トイレ掃除を校長がやる
    3. 「ばくたちにもやらせてください」と言う生徒
  9. 現場に生きる研究発表会を模索した浅井校長
    1. 非日常的な発表会にしたくない
    2. 厚化粧の授業からの脱却を
    3. ちょっと無理した普段の研鑚をしよう
  10. 捨身行脚の実践修行をする山口校長
    1. 人事異動発令
    2. 下座に生きることに徹する
    3. 「捨身」で勝負する
    4. 慈愛の顔で、眼差しで
  11. 「オラが学校づくり」に燃える加藤校長
    1. 当事者意識の高い教師集団
    2. 苦情の山の毎日からの発見
    3. 「学校の力になってください」という呼びかけ
  12. 攻めて、攻めて、攻めまくる鈴木校長
    1. 卒業の詩
    2. 「懲らしめること」への決意
    3. 本気で闘いに挑む
あとがき

 

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