ホットでほっとな学校づくり奮闘の記

授業バカの校長が行く

前田勝洋 著
A5判 280ページ
定価(本体2,300円+税)
ISBN978-4-7619-1844-6 
小学校管理職
公開授業や研究発表校の取り組みを通して、教職員や学校を盛り立てた小学校校長十三年の軌跡。「現場主義」を貫き、人間的なかかわりを大事にしてきた悪戦苦闘の日々を記録した読み応え十分の一冊。

目次

プロローグ
I 校長前夜
1/新しい任地での第一歩
教頭職拝受
トイレ巡りから見えてきたこと
教室巡り、掃除巡り
「診断に徹する」私の戒め
2/教師の仕事ぶりから、見えてくること
トイレが話題になる
始まらない現職教育
「教室に来ないでください。」と言う教師
3/苦楽を共に
私の目と心
苦しみの教師たちへのかかわり
チャンス到来と思え
4/問題が見えてくるということ
問題のために「教師の仕事」がある
保護者を巻き込んだ作戦
「学級づくりを学ぶ会」の発足
5/教師の生きがいをつくることに寄り添う
深田先生との昼食
深田先生の苦悶を引き出す
自分に納得のできる教師への道
6/研究発表校への挑戦
研究発表校へのアレルギー
すべてで、教師たちを支える覚悟
学習指導案を一緒に創る
7/教育実践の日常化を
研究ではない実践だ!
四月からの授業公開に踏み切る
教育実践の日常化
8/職員室だより『あじさい』の発行
実践記録を書く教師たち
職員室だより『あじさい』の発行
『あじさい』に載せた特殊学級の授業
9/「学び合う場づくり」への作戦
研究授業という言葉を遣わない
学びを語り合う会
聴き役になる教頭職でありたい
II 新米校長の船出
10/新たなる「校長職」への出発
同じ学校で校長職に
校長の授業(その一)
校長の授業(その二)
11/記念すべき「四月二十六日」
年度初めの「公開授業」を
未熟な授業の中から、見えてきた真実
授業の話題で花の咲く職員室に
12/体罰事件騒動
浮かれ気分からの油断
焦りの中で
動き、さらけ出す
13/「もう一度、原点に戻ろう」
研究発表会という呪縛
研究授業への幻想
再度歩む「はじめの一歩」
14/「全員授業参加」こそ、求めること
「授業参加」か「深まり」か
「バスに乗る」授業のめあてを
集会で、子どもにも訴える
15/研究発表会を問う
落ち着かない教室
研究発表会の位置づけを考える
地についた研究発表会の実現
16/一人一参加の教育実践への模索
考えもしなかったバッシング
超保守的な教育行政
一人一参加の教育実践への模索
17/ピンチこそチャンスか
逡巡する我が身
教師の自立を促す雑談へ
教師たちの動きを支援する
18/四役の存在感に思う(1)
よき「兄さん」
校長のけじめ
仕事を演じてすること
19/四役の存在感に思う(2)
ボトムアップの存在感を
四役の提案もいくつか
学校が元気になること
20/一灯照隅
花のある学校
東田さんのやりがいを探す
一灯照隅
III 二校目での校長職
21/山上小への異動(別れと出会い)
九年目の異動
山上小の教師たち
職員会議での校長の宣言
22/山上小での最初の仕事
就学指導の「こじれ」
「指導の記録」を読む
両親の話を「聴く」ことに徹する
23/就学指導の問題を共有する
母親と会う
母親の愚痴から「願い」を
就学体験へ
24/個性的な教師たちとの出会い
雑談会を始める
私(校長)に対する過剰反応
異質な教師を排除しない
25/本気になるということ
相手に学ぶ精進
一人の教師に学びたい
深夜まで及んだ語り合い
説得ではない、納得だ
26/異質の中にある誠実さ
病床からの手紙
研究指定
石田先生の口癖
27/ホットでほっとな山上小の詩
当事者意識のある学校経営への参画
ホットでほっとな山上小の詩(うた)
ありのままで、そのままで
28/「自らの実践を自覚的に精進する」教師たちと共に
一通の手紙から
仲間の教師の回想から
向き合うことと、体を張ること
29/「子どもの転落事故死」が起きる
激震
手術
臨終
ご遺族
30/命の重さを考え続ける
お悔やみ
教職員
葬儀
教訓
IV 三校目の校長職
31/青天の霹靂であった転勤
人事異動そして出会い
笑顔で、明るく「あいさつ」を
意地をかけた集会での話
32/火事騒ぎ
火災報知機が鳴る
図書室でのボヤ騒ぎ
毅然とあくまで毅然と
33/教室訪問をする決意
「大河がありますよ」という声
授業を通しての雑談開始
「担任の教育権の侵害だ!」という声
34/学び合いの欠如した授業
来る日も来る日も教室訪問へ
プリント学習と活動学習のラッシュのような授業
参観投業の「いいところ見つけ」に徹する
35/学級崩壊に揺れる
保護者の訴え
黒川先生の号泣
授業の分担をする。そしてオープンに
36/我流から経営体への模索(1)
初代校長の教育理念に学ぶ
「学校づくりへの提言」を提示する
「提言」の波紋
37/我流から経営体への模索(2)
学校経営の軸を
校内人事で切り込む
水上先生を学年主任へ登用
38/我流から経営体へ動き出す(1)
水上先生を学年主任に
水上先生との日々
経営体としての動き
39/我流から経営体へ動き出す(2)
遊びの時間を
校長の授業公開
「みすゞワールド」の展開へ
40/我流から経営体へ動き出す(3)
転入生の波紋
校長対応を貫く
教師たちの結束
41/全校集会での「校長の話」
拍手をもらった校長の話
保護者の中に広がる噂
学校参観日
42/「指導案のない」授業公開の日常化
一人の教師が育つこと
新しい仲間
保護者からの手紙
43/子どもたちが、呼び込んだ教室訪問
思わぬ波紋
思いつきのような校長の動きについて
実践の広がりと深まりの中で
44/学校現場に落ち着きを取り戻すこと
学校現場の危機
学校行事は「授業である」ことの宣言
毅然とした言動をする校長に
45/年間100回をめざした教室訪問
開かれた教室
外部の教師たちの参観
苦楽を共にする
46/県教委の監査に応じる私
不思議な数式の文書
県教委の監査
学校現場を踏まえた行政でありたい
47/十三年間の校長職を終える
校長職とは何か
心深く残っている苦い思いを糧に
病院と学校
エピローグ

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