学校マネジメント研修テキスト 6

教育改革をめぐる重要課題

木岡一明 編
A5判 128ページ 定価(本体1,600円+税)
ISBN978-4-7619-1984-9
学校事務職員, 小・中学校管理職
再びの政権交代を経た今、教職員が今後注目すべき学校マネジメントに関する最新重要課題についてわかりやすく解説。

目次

はしがき
第1章 近未来完了指向の学校づくりと学校事務―21世紀日本における教育改革の展開
第1節 21世紀を展望した教育システムの転換
1.青少年の「荒れ」への対応
2.地方分権化推進への対応
3.少子化と大学進学率向上への対応
第2節 教育改革国民会議からの提起
第3節 第2次世界大戦後の教育基本体制の転換
1.教育基本法の改正
2.学校教育法等の改正
3.近未来完了指向の学校づくりへ
第2章 教育行財政改革の進展と義務教育費国庫負担制度
第1節 数字でみる義務教育費国庫負担制度
第2節 国会論戦にみる義務教育費国庫負担制度改革(1)―21世紀初頭
1.三位一体の改革後(2006年度以降)
2.三位一体の改革期
第3節 国会論戦にみる義務教育費国庫負担制度改革(2)―20世紀後半
1.1990年代
2.1980年代
第3章 分権改革の進展と教育委員会制度
第1節 地方分権から地域主権へ
1.地方分権一括法
2.市町村合併の進展
3.地域主権改革一括法
第2節 地方自治体は教育の地方政府足りうるか
1.自治体規模と学校建築
2.土曜授業の展開
3.教科書採択制度の制約と自治体の意思
第3節 教育行政の担い手
1.教育委員会制度の再検討
2.3種類の教育行政職員
3.地方独自の教育行政
第4章 コミュニティ・スクールの拡充と学校ガバナンス改革の進展
第1節 コミュニティ・スクールの定義と普及状況
1.コミュニティ・スクールとは
2.コミュニティ・スクールの普及状況
第2節 コミュニティ・スクールの法制化の流れと背景
1.コミュニティ・スクール法制化の流れ
2.コミュニティ・スクール法制化の背景
第3節 学校ガバナンス改革におけるコミュニティ・スクールの制度的特徴、
     学校運営協議会の権限と役割、コミュニティ・スクールの成果と課題
1.「地域の信頼に応える」を可能にするコミュニティ・スクール
2.学校運営協議会の権限と役割
3.コミュニティ・スクールの成果と課題
第4節 コミュニティ・スクールにおける学校事務職員の役割と課題
1.インタビュー調査からみえる学校事務職員の役割と課題
2.コミュニティ・スクールの課題に対して学校事務職員ができること
おわりに
第5章 アカウンタビリティ政策の展開と学校評価システム
第1節 アカウンタビリティ政策とは何か?
1.アカウンタビリティと「説明責任」
2.教育におけるアカウンタビリティ政策の展開と経営責任
3.学校がアカウンタビリティを果たすとはどういうことか
第2節 これまでの「学校評価」観に潜む問題性
1.「学校評価」とは何か
2.学校経営戦略の未熟さと目標の曖昧さ
第3節 元気と勇気を解発する学校評価システム
1.学校評価の目的
2.学校評価の対象
3.学校評価の方法
4.学校事務職員の立ち位置と役割
第6章 「新しい職」の設置と学校組織開発の可能性
第1節 「新しい職」設置の経緯と政策動向
第2節 新たな学校モデルの前提となる組織観
第3節 新たな学校モデルにおける学校事務職員の職務や役割
1.学校事務職員の日常的な職務
2.経営(マネジメント)の両義性
3.学校事務職員の行動論
4.組織の「神経中枢」としての学校事務職員
5.授業のための「知識保持者」や「共同創造者」としての学校事務職員
第4節 成員の多様性を生かした学校組織開発の可能性
第7章 教育職員免許制度改革と教職員の資質能力の向上
第1節 教育職員免許制度をめぐる近年の改革動向
1.教員免許更新制の導入
2.教員免許更新制をめぐる問題性
3.免許制度改革の新たな展開―「学び続ける教員像」の確立の志向
第2節 教師が置かれている今日的状況
1.新任教師の苦悩からみえる学校の姿
2.教師の離職と精神疾患の増加
3.教師ストレスとバーンアウト
4.教師を追い込む複合的な要因―教師を取り巻く環境とその変化
第3節 教職員の資質能力の向上
第8章 授業改革の進展とカリキュラム
第1節 新学習指導要領の要点
1.継承された理念
2.教育経営の変容―教科経営と学校間連携・一貫教育の強化と学制改革の兆し
第2節 加速する教育のICT化―授業スタイルの革新
1.教師のICT活用指導力向上を
2.教職員協働でのICTの推進
第3節 学校事務職員の役割期待
1.学習指導要領の「読み込み」
2.カリキュラム・マネジメントへの参画―教師のパートナーとして
3.学校事務職員の指向性
第9章 小中一貫教育の推進と学校事務の組織化
第1節 小中一貫教育の現状
第2節 小中一貫教育の推進体制とその課題
1.小中一貫教育の開発―品川区を例に
2.組織化の課題
3.学校間の連携・協力体制
第3節 小中一貫教育の推進と学校事務職員に期待される役割
第10章 地域学校経営の展望―中学校区を単位とした学校づくりの推進
第1節 新制中学校の設置と人口急増・市町村合併
第2節 公立中学校にとっての地域と校区
第3節 中学校区を単位とした地域学校経営の構想
第4節 なぜ、地域学校経営の単位が「中学校区」なのか?
1.新学習指導要領への対応
2.教育内容と地域性とのマッチング
3.不毛な対立・無責任な依存を超えて

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