どんな高校生が大学、社会で成長するのか

「学校と社会をつなぐ調査」からわかった伸びる高校生のタイプ

溝上慎一 責任編集/京都大学高等教育研究
開発推進センター・河合塾 編
A5判 208ページ 定価(本体2,400円+税)
ISBN978-4-7619-2148-4
高校教師
自分の頭で考え、自ら進んで行動し、現代社会を生き抜くタフな若者を育てるためにはどうしたらいいのか、教育は何をすればいいのか。高校2年生を10年間に渡って追跡調査する「学校と社会をつなぐ調査」を実施し、大学、社会で伸びていく高校生のタイプを解明。

目次

はじめに
序章 なぜ、学校から社会へのトランジション(移行)調査か(溝上慎一)
1.学生の学びと成長とトランジション
2.大学生調査から10年トランジション調査へ
3.10年トランジション調査の概要
第1章 生徒タイプの分析から見えてくる高校生の特徴(溝上慎一)
1.はじめに
2.生徒タイプの作成
3.生徒タイプに関するその他の分析
4.まとめと2時点目(大学1年生)に向けての課題
第2章 調査分析から見た高校生の意識の構造(畑野 快)
1.はじめに
2.キャリア意識が汎用的技能の獲得感に及ぼす影響
3.生活時間・生活態度が汎用的技能の獲得感に及ぼす影響
4.キャリア意識が生活時間・態度を媒介して汎用的技能に及ぼす影響
5.おわりに:本章の意義と2時点目の調査に向けて
第3章 ジェンダーの視点からみた高校生の生活と意識(伊佐夏実・知念 渉)
1.はじめに
2.各項目のジェンダー差
3.「技能・態度の獲得」とジェンダー
4.友人関係のジェンダー差
5.おわりに
第4章 高校生の生活と意識における地域差(柏木智子)
1.はじめに
2.「地域」の分類
3.地域差の分析と考察
4.まとめ
第5章 島根県立横田高等学校の事例研究(椋本 洋)
1.はじめに
2.横田高校の背景
3.アンケート調査結果の内容
4.横田高校の今と未来予想図
第6章 岐阜県立可児高等学校の事例分析(河井 亨、浦崎太郎)
1.はじめに
2.目標と関連した問いを立てる【STEP1】
3.目標と関連した問いに関わる項目を特定する【STEP2】
4.実際の結果を見て、判断する【STEP3】
5.省察【STEP4】
6.おわりに
第7章 3つの観点からの考察〜成果シンポジウムにおけるコメントとリプライ〜
1.イントロダクション 溝上慎一
2.高大接続の視点から 安彦忠彦
3.現代大学新入生をどう見るか:大学教育の質保証の観点から 山田礼子
4.企業の人材開発の観点から 中原 淳
5.コメントへのリプライ 溝上慎一
第8章 学校と社会をつなぐ調査から見えてくる高校の特徴〜インタビュー〜
1 高崎市立高崎経済大学附属高等学校
2 鴎友学園女子中学高等学校
3 渋谷教育学園渋谷中学高等学校
4 神奈川県立横浜翠嵐高等学校
5 三重県立津高等学校
6 京都市立堀川高等学校
7 大阪府立茨木高等学校
8 大阪府教育センター附属高等学校
第9章 実践的な指導のポイント(椋本 洋)
1.はじめに
2.高校のタイプと主体的に学ぶ力
3.豊かな対人関係と活動性
4.将来への意識(キャリア意識)
5.おわりに
第10章 理論的まとめと今後の課題(溝上慎一)
付録
※本文中の所属・役職は2014年度現在のものです。

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