学校をブラックから解放する

教員の長時間労働の解消とワーク・ライフ・バランスの実現

教職員の働き方改革推進プロジェクト 編
A5判 168ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2508-6
小・中・高校管理職
大学の教育研究者をはじめ過労死遺族の関係者や現場の学校教員などが呼びかけ人となり発足した「教職員の働き方改革推進プロジェクト」が、教員の長時間労働の解消とワーク・ライフ・バランスの実現を図るため、実効性のある労働時間規制の代替案を提案する。

目次

はじめに
第1章 教員の多忙化解消に向けた学校の働き方改革…樋口修資
1 教員の多忙化問題の背景と現状
2 教員多忙化の原因は何か
3 教員の多忙化の生活時間に及ぼす深刻な影響
4 管理職による適切な勤務時間管理はされているか
5 部活動指導は教員の多忙化を招いている
6 教員の多忙化の背景にある給特法の問題
7 給特法制定以降の勤務時間管理の問題
8 多忙化問題に対し国はどう取り組んできたか
9 長時間労働の縮減のために講ずべき措置とは
10 給特法の抜本的見直しを求める
第2章 学校の業務改善にはどれほどの効果があるか…青木純一
これまでの取組と「中間まとめ」以降の課題を検証する
1 働き方改革のこの1年
2 業務改善のこれまでとその成果
3 「中間まとめ」の概要と各地の取組
4 働き方改革をめぐる今後の課題
第3章 部活動の過重負担:職員室を二分する意識に着目して…内田 良
1 部活動重視の職員室文化
2 千載一遇の機会
3 職員室を二分する意識
4 部活動改革のこれから
第4章 過労死と公務災害認定…工藤祥子
1 夫の過労死
2 公務災害の申請
3 過重過密な仕事内容
4 まさかの公務外認定
5 「証拠集め」の難しさ
6 認定されても認められなかった仕事
7 教師の死への責任はどうなるのか
8 少なすぎる? 教師の過労死
9 遺族として思うこと
第5章 変形労働時間制の問題点と調整休暇制度導入の必要性…樋口修資
1 時間外労働縮減のための制度改革の背景と動向
2 変形労働時間制の制度と導入上の問題点
3 調整休暇制度の意義・必要性と制度導入の仕組み
4 実効性ある時間外労働の規制を
■資料
1-1 教職員の働き方改革推進プロジェクト立ち上げメッセージ(2017年5月)
1-2 「教職員の働き方改革推進プロジェクト」呼びかけ人一覧
2 教職員の働き方改革推進プロジェクトによる働き方改革要請文(6回)
  (1)文部科学大臣松野博一宛(2017年6月2日)
  (2)厚生労働大臣塩崎恭久宛(2017年6月2日)
  (3)特別部会会長小川正人宛(2017年12月4日)
  (4)文部科学省初等中等教育局長高橋道和宛(2017年12月4日)
  (5)文部科学大臣林芳正宛(2018年1月22日)
  (6)厚生労働大臣加藤勝信宛(2018年1月22日)
3 文部科学省「学校における働き方改革に関する緊急対策」(文部科学大臣決定)(2017年12月26日)
4 スポーツ庁「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」(抄)(2018年3月)
5 自由民主党教育再生実行本部「次世代の学校指導体制実現部会(中間まとめ)」(2018年5月)
6 日本教職員組合「教職員の過重労働や超過勤務を解消するための15の緊急提言」(2017年2月27日)
7 給与特別措置法(1971年)
8 給与特別措置法基準政令(2003年)
9 労働基準法(抄)(1947年)
10 労働基準法の一部改正の施行について(抄)(1994年)
11 労働基準法施行規則(抄)(1947年)
12 労働時間適正確保ガイドライン(2017年1月20日)
13 連合総研シンポジウム資料(2017年1月27日)
おわりに

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