福祉ボランティアの今日的課題

松田次生 著
A5判 128ページ 定価(本体1,200円+税)
978-4-7619-1751-7 教師全般/大学

福祉分野におけるボランティア活動を実践する上で、さらに配慮すべき事柄があるのではないかと問題提起した書。基本原則や心構えなど、入門書としてもふさわしい一冊。



はじめに
序章 変わりゆくボランティア活動
[1]福祉ボランティア活動の変容
[2]変化の中で
第1章 ボランティアに関する基礎的理解
[1]ボランティアの語源
[2]日本における「ボランティア」という言葉の登場と普及
[3]ボランティアの基本原則
[4]ボランティアの役割
[5]ボランティア活動の広がり
[6]NPOとボランティア
第2章 福祉ボランティアの自発性
[1]自発性とは
[2]自発性パラドックス
[3]奉仕活動の義務化
[4]みそぎのためのボランティア活動
[5]ボランティアという名の強制
第3章 福祉ボランティアの無償性
[1]無償性とは
[2]無償への甘え
[3]ボランティア活動の入学試験・入社試験での評価
[4]社会的報酬と心理的報酬
[5]利用者からのお礼
[6]有償活動とボランティア活動
[7]ボランティア活動の中での出費
[8]スタンプラリーの功罪
[9]有償ボランティアとボラバイト
第4章 福祉ボランティアの公共性
[1]公共性とは
[2]行政的「公共性」とボランティアの「公共性」
[3]「自分探し」のためのボランティア活動
[4]贖罪としてのボランティア活動
[5]「他人や社会のために役に立つ」ということ
[6]要求運動(ソーシャルアクション)
第5章 福祉ボランティアの主体性
[1]主体性とは
[2]主体性が弱いケース
[3]ボランティア活動と奉仕活動
第6章 福祉ボランティアの補完性と先駆性
[1]補完性・先駆性とは
[2]公的サービスとボランティア活動(「穴埋め論」の考察)
[3]過剰なサービス
[4]「代行」の問題
第7章 福祉ボランティアの対等性・共助性
[1]対等性・共助性とは
[2]ボランティア活動の対等性・共助性
[3]本当に対等になっているのか
[4]低年齢視
[5]障害当事者のボランティア活動
[6]共生・協働団体
第8章 ボランティアと政策
[1]ボランティア元年
[2]「ちょいボラ」
[3]ボランティア団体への公的支援
終章 ボランティアの適性
あとがき