アイらぶ日本語

日本語で遊ぼう 川柳で遊ぼう

江畑哲男 著
四六判 144ページ 定価(本体1,500円+税)
ISBN978-4-7619-1801-9
中・高校教師
毎日目にしているのに気づかなかった日本語の使い分けやイマドキの日本語を、高校の国語教師ならではの視点で標本にする。日本語の魅力とともに、川柳の魅力についても語った一冊。

目次

【コラム】
ポケットに手を入れている陸上部
「訳アリよ」で通じてしまう日本語
【第1章】気になる日本語
 [其の壱]街で見かけるフシギな日本語
あ〜ら不思議な「オチャノミズ」/おやっ?という発見が大切/何気ない日常の、何気ない発見/車内マナーのセンスある呼びかけ/「Don’t」から「Thank you」へ/教師稼業も捨てたものではない/「教わる」のに便利な教師という肩書き
 [其の弐]折々の出来事に触れて
タカノハナ騒動/人の心を惹きつけるスローガン/「本降りになって出て行く雨宿り」/「責任力」Vs「政権交代」/「川柳の時代」来る!?
 [其の参]学校で耳にする若者ことば
私的会話のような発表/とか弁、よ直し、ヤツ退治/「言語活動の充実」を日常から/「カワイイ」の意味・判断基準/微妙でないビミョウ/「パンシ」が盗まれた!? /「おやじギャグ」を見直す/年齢層によって変える、ジョークの題材/対象によって変える、話のスピード
 [其の四]発見・感心・ちょっぴり憂い
驚くべき日本語の造語力/略すと分からなくなる外国語/「GHQ」って何だ?/やっぱりスゴイ日本語の表記/年賀状が宿題!? /含蓄ある一言を添える/漢文の知識がないと読めない字/世は漢文表記から欧文表記へ/落語が笑えない時代!?
 [其の五]外国語としての日本語
「書く」段になるとややこしい日本語/わりがとらございます/英語落語を楽しむ/「笑いは世界の共通語」/何を笑いの対象にするのか/落語は玄人だけの芸ではない/百人一首の珍解/「名を九郎」のシャレ
 [其の六]美しき日本語
世界でも珍しい日本語の表記/「オバケのQ太郎」と書いて下さい/語種も豊かな日本語/親しみの和語、公式の漢語/「めし」か「食事」か「ディナー」か/漢文から始める私の授業/「分かち書き」不要の日本語/速読も可能な日本語表記/美しい日本語十カ条/美しいことばへの気づき/戦争の時代にも生きていたユーモア
★江畑Tの脱線授業(1)「平日の私、土日の私」
【第2章】教師の四季
[春から夏へ]入学式今日の瞳を信じよう
[夏から秋へ]宿題のせいで短い夏休み
[秋から冬へ]枕投げ修学旅行のセレモニー
[冬から春へ]年賀状みんな会いたい人ばかり
★江畑Tの脱線授業(2)「雪の日の授業」
【第3章】川柳で遊ぼう
 [自句自解]
愛を語るとき日本語がもどかしい/人はパンのみにて生くる給付金/女どもがやたらにくれるチョコレート/マドンナも花火も遠くから眺め/君の翼は君が操る五日制/いいえいいえ代表というボランティア/リダイヤル 通夜・葬儀・足・御霊前/饅頭がコワイ アルコールもコワイ/雪の中を逢う人がいる不幸せ/中国は偉い 絶対謝らぬ/A cup of coffee 朝が始動する/幸せいっぱいの笑顔が今日の引出物
★講演記録メモ「川柳の魅力 日本語の魅力」
あとがき