学事ブックレット 国語セレクト16
物語の授業がうまくいく5つのポイント

花生典幸 著
A5判 60ページ 定価(本体900円+税)
ISBN978-4-7619-1827-9 小学校教師

物語の授業で子どもたちが「わかった」と実感できる学習を、「初発の感想」「発問」「確かな読み」など5つの視点からとらえる。学習活動が生き生きとしてうまくいくポイントを明示。

1.国語の授業にまつわるパラドックス
(1)“学びの実感”と“指導の手応え”の薄さ
(2)指導のパターンを見直す
2.「初発の感想」を見直す
(1)初発の感想、ただ書かせていませんか?
(2)初発の感想をワークシートに書く効果
(3)「感想カード」を活用するポイント
3.「学習課題」を考える
(1)「感想カード」から学習課題をつくる手順
(2)学習課題は授業の質を左右する
4.「発問」を考える
(1)発問には“強度”と“精度”が必要である
(2)発問には教材の「鮮度」をよみがえらせる効果がある
(3)細部を読む発問から、全体を丸ごと読むような発問へ
(4)中心発問―補助発問、解答―回答
5.「読み取り」を考える
(1)「場面分けして前から順に読解」を再考する
(2)物語には“肝(きも)”がある
(3)物語の論理=文脈をとらえて、内容を確かに読む
(4)『白いぼうし』の謎 … 女の子はどこへ?
(5)話し合いで「個」の考えをゆさぶり、確かなものにしていく
(6)『三年とうげ』の謎 … ぬるでの木のかげの歌声は?
(7)言葉にこだわって読む姿勢・表現の違いに敏感な目
6.物語の二つの読み方「同化の読み」と「異化の読み」
(1)<点>でとらえる読み・<線>でとらえる読み
(2)同化の読みのポイント
(3)異化の読みのポイント
(4)同化の読みは諸刃の剣