生徒指導10の原理・100の原則
気になる子にも指導が通る110のメソッド
堀 裕嗣 著
四六判 192ページ 定価(本体1,500円+税)
ISBN978-4-7619-1848-4
中・高校教師
いま教師が最も手を焼いているのは、悪気なく学校規範におさまらない〈脱・社会〉の生徒たち。多数派を占める彼らへの生徒指導を機能させるために必要な10の原理と100の原則をマンガ入りで紹介。
目次
まえがき
第1章 生徒指導を機能させる10の原理
スクール・カーストの原理[生徒集団を捉え生徒指導の構えをつくる原理]
サイレント・マジョリティの原理[生徒指導の大きな方向性を意識するための原理]
ヒドゥン・カリキュラムの原理[ゆれのない指導で生徒たちとの信頼関係を結ぶ原理]
ブロークン・ウィンドウズの原理[トラブルを小さなうちに解決する初期指導重視の原理]
イニシアティヴの原理[生徒たちとの出逢いで主導権を握る原理]
インクルージョンの原理[教師としての構えを転換し生徒たちとの共同性をつくる原理]
マクドナルド化の原理[強制から調整へ自然に生徒たちを導く原理]
パッチング・ケアの原理[多くの人々の声かけでケアのかけらを積み上げていく原理]
FMCチームワークの原理[怖い先生、優しい先生、ともに遊べる先生、三タイプの協同で指導する原理]
自己キャラクターの原理[教師としての自らのタイプを知る原理]
第2章 生徒指導を機能させる100の原則
基本として身につけたい10の原則
生徒を観察する10の原則
生徒との距離を調整する10の原則
事実を確認する10の原則
生徒を説得する10の原則
現場に対応する10の原則
保護者に対応する10の原則
年度当初に徹底する10の原則
自分の現状を知る10の原則
自らの身を守る10の原則
あとがき