退職後だから学べたこと

教職五〇年の知恵を生かして

関根正明 著
A5判 192ページ 定価(本体2,000円+税)
ISBN978-4-7619-1850-7
小・中学校管理職
長年の教員勤めを終え、その後の人生をどう受け入れ、「心の生活」をつくりだしていけばよいのか。定年退職後、著者が直面した数々の問題から老いの道の歩き方を記す、晩年の指針となる書。

目次

  1. はじめに
  1. 【第一章】定年退職後の心の問題
    1. 1.情緒不安定……退職後の最大の問題
    2. 2.私の実感した「喪失体験」
    3. 3.喪失体験とは何か
    4. 4.私にとっての一段落
    5. 5.あらためて考えた定年退職の意味
    6. 6.退職後、鬱になるのは神様のご褒美
    7. 7.退職後も人は考える力を身につけていく
    8. 8.老いは実績の象徴・大切な「気力・体力・表現力」
    9. 9.自己表現は「人となり」そのもの
    10. 10.いくつかの私の自己表現
    11. 11.人さまざまな自己表現
    12. 12.老人であることも値打ち
    13. 13.自分の価値観こそ生活に生きてくる
  1. 【第二章】定年退職……私の場合を振り返る
    1. 1.私の喪失体験
    2. 2.必要な喪の作業
    3. 3.職を失うということ・充実感の喪失
    4. 4.あらためて職の意味を考える
    5. 5.死を受け入れよう
    6. 6.役目、役割ゼロを自分のものにせよ
    7. 7.同行の人々との触れ合い
    8. 8.老いを感じるとき
    9. 9.社会的規制を自己規制にしよう
    10. 10.それでも「他を見て己を知る」を生かそう
  1. 【第三章】これからも考えていきたいこと
    1. 1.運命と言おうか、人生のスタート
    2. 2.人生のスタートの「手札」
    3. 3.生きていくことと競うことと
    4. 4.自分を変える、よりよく変える
    5. 5.自覚を促す「自分自身へのメッセージ」
    6. 6.これからの生き方
  1. 【第四章】老いるということ
    1. 1.老いの覚悟……変わらぬもの
    2. 2.自分のこととして考える
    3. 3.老いを受け入れる
    4. 4.老いへの恐怖
    5. 5.それがどうした……ボケがこわいのは
    6. 6.老いを加速するもの
    7. 7.忘れることは神の恩寵
    8. 8.「老いてますます盛ん」の裏側
    9. 9.あらためて生きる意味を抑えておこう
    10. 10.仕事の意味の再確認
  1. 【第五章】いつか往く道……ありのままの老い
    1. 1.いつか往く道
    2. 2.老いていく気持ち
    3. 3.他人事とは思えないこと
    4. 4.何をしようと無意味としか思えない
    5. 5.老いの日々のこんな送り方……如是我聞
    6. 6.物忘れと迷子
    7. 7.夢の話
    8. 8.老人にも意味ある出会いはある
  1. 【第六章】退職後の楽しみ
    1. 1.私が感じてきた楽しみ
    2. 2.書き慣れることがスタートだった
    3. 3.書くことは考えること
    4. 4.競争と協調の共存を目指そう
    5. 5.自分流の読書
    6. 6.自分流の書き方作法
    7. 7.しゃべる、話す、語る、を意識する
    8. 8.独りを楽しむ、独りを慎む
    9. 9.人生は一人で走る駅伝?
    10. 10.自分への「たすき」を自覚する
    11. 11.病を得ることにも意味がある
  1. 【第七章】退職後だから考えられたこと
    1. 1.老人性痴呆の問題を調べる
    2. 2.ボケ、痴呆というもの
    3. 3.ボケは異次元のこと?
    4. 4.原始への何とはなしの懐かしさ
    5. 5.子どもと触れ合う意味
    6. 6.ものの考え方が違ってきた
    7. 7.自分の中の過疎という問題
  1. 【第八章】退職後の自分を生きる
    1. 1.自分を変えるもの
    2. 2.時間の財布
    3. 3.私が定年後、生きてきた道
    4. 4.「生きるということ」……ちょっとしたことを習慣にする
    5. 5.他の人たちの生き方を知っておく
    6. 6.未練を残すか残さぬか
    7. 7.生まれ変われるものなら
    8. 8.生まれ変わってこの世にやって来る自分に
  1. おわりに