学校の遺戒

高校の教務システムを改革するために

正木智幸 著
A5判 240ページ 定価(本体2,500円+税)
ISBN978-4-7619-1914-6
高校管理職
2012年3月に閉校となった、東京学芸大学附属高等学校大泉校舎の教務システムをまとめながら、現代の高校教務システムの改革を提案する。

目次

まえがき
第1章 校則と内規
1 大泉校舎という学校
2 校則と内規
  ・校則(全文)
  ・校内規則(全文)
3 内規と校則の歴史
4 教務内規の誕生
5 教務内規と教務内規運用規則
  ・教務内規(第1款および附則)
  ・運用規則(附則)
6 教務内規と運用規則をつくる
7 15人学級誕生の背景
8 大泉校舎の運営機構と校舎内の配置図
・註
第2章 教育課程
・教務内規(第2款)
・運用規則(第1款)
  ■解説1 『科目履修案内』の発行
  ■解説2 教育課程表
  ■解説3 科目の英語名
  ■解説4 学校設定科目
  ■解説5 履修指定科目
  ■解説6 学校設定教科「日本語」
・註
第3章 時程および授業日数等
・教務内規(第3款および第4款)
・運用規則(第2款)
  ■解説1 授業日数
  ■解説2 謹慎の取り扱い
  ■解説3 忌引きの特例
  ■解説4 授業時数
第4章 出欠の取り扱い
・教務内規(第5款)
・運用規則(第3款)
  ■解説1 自前で「出席簿」をつくる
  ■解説2 特別時間割期間中の出欠確認
  ■解説3 生徒の責任に帰すことのできない欠課
  ■解説4 授業を欠席した生徒は皆勤賞の対象者としてよいか
  ■解説5 遅刻の取り扱い
  ■解説6 遅延証明書の取り扱い
  ■解説7 公欠と特欠、出席不要日
  ■解説8 出欠取り扱い上の問題点
・註
第5章 定期試験等
・教務内規(第6款)
・運用規則(第4款)
  ■解説1 定期試験を定義する
  ■解説2 追試験と再試験
  ■解説3 不正行為の取り扱い
第6章 履修および単位の修得
・教務内規(第7款の1〜6)
・運用規則(第5款)
  ■解説1 「履修の取り消し」制度
  ■解説2 技能審査の成果と単位認定と学校外活動に対する単位認定
  ■解説3 法定時数と実時数
  ■解説4 履修の認定に必要な授業時数
  ■解説5 履修の追認
  ■解説6 9月編入学者への対応
  ■解説7 履修および単位の修得の特認
・註
第7章 評価と評定
・教務内規(第7款の6)
・運用規則(第6款)
・ガイドライン(評定(5段階法)のつけ方)
  ■解説1 評定「1」の基準
  ■解説2 評定の保留
  ■解説3 学年末に2回の成績会議をおこなえるようにする
  ■解説4 前期の評価に関する例外措置
  ■解説5 ガイドライン
第8章 進級と卒業
・教務内規(第8款)
・運用規則(第7款)
  ■解説1 卒業の条件を生徒に周知する
  ■解説2 進級の緩和基準と進級の特認
  ■解説3 卒業の特認
  ■解説4 留学にともなって修得した単位数の根拠
  ■解説5 第3学年で留学した生徒に対する配慮
・註
第9章 成績会議と卒業認定会議
・教務内規(第9款)
・運用規則(第8款)
  ■解説1 生徒全員を対象にした成績会議と卒業認定会議の開催
第10章 生徒指導要録
・教務内規(第10款)
・運用規則(第9款)
  ■解説1 指導要録の公開
  ■解説2 指導要録をつくる
  ■解説3 生徒の氏名
  ■解説4 中学校から送付を受けた指導要録の抄本の取り扱いなど
第11章 調査書等
・教務内規(第11款)
・運用規則(第10款)
  ■解説1 「調査書交付願」と「調査書発行台帳」
  ■解説2 「各教科・科目の学習の記録」欄への記入方法
  ■解説3 閉校後の調査書の発行
  ■解説4 英文の成績証明書の発行
・註
第12章 学籍
・運用規則(第11款)
  ■解説1 外国の高等学校への入学、編入学、転学する生徒の修学に
   関する特別措置
第13章 留学
・教務内規(第12款)
・運用規則(第12款)
  ■解説1 留学の種類
  ■解説2 短期留学にともなう単位の修得の認定について検討する
  ■解説3 海外研修での単位の修得の認定を可能にする方法
・註
第14章 大学等への出願
1 出願規定における特別入試の区分
2 特別入試への出願の方法
3 評定平均値と学習成績概評を生徒に求めさせる
4 推薦会議と推薦委員会
5 校内選考の方法はなぜ変わったか
6 新しい推薦基準
7 信頼関係の揺らぎ
8 推薦基準を再度、見直せ!
9 ポイント制の導入
10 GPAは有効だったのか
11 TPRの提唱
・註
第15章 入学者選抜
1 転入学、編入学、再入学
  (1)転入学
  (2)編入学
  (3)再入学
2 受験番号と受検番号
3 入試業務はどのように分担されていたか
4 出願資格
  (1)第1学年4月入学者の出願資格
  (2)国籍条項
  (3)保護者は海外勤務者でなければならない
  (4)海外在留期間
  (5)学齢
  (6)学力
  (7)帰国年月日
  (8)9月編入学者の出願資格
  (9)4月編入学者の出願資格
  (10)転入学者の出願資格
5 選抜方法の歴史
6 提出書類とその利用のしかた
7 成績の読み取り方法
  ・成績チェックリスト(成績を読み取るときの注意事項)
8 判定基準
  ・判定基準(入学者・編入学(含.転入学)者の選抜試験における
   合格候補者の選抜方法(判断基準))
  ・判定基準の補足説明(全文)
9 合格候補者のタイプ
10 連絡進学
11 選考不適格者と面接「CCC」の者
・註
帰国生にとっての大泉校舎―あとがきにかえて―