子どもの人権を尊重する生徒指導

権利・人権を学んでいじめ・体罰から子どもを守る

安藤 博 著
A5判 160ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2084-5
小・中・高校教師
なぜ、子どもに子どもの人権教育(学習)が必要なのか。他者の人権・権利を大切にする子どもを育て、人権が生活に根づき、いじめ・体罰を防ぐ新しい人権教育・学習を提案する。

目次

    はじめに
    第1章 人権って何だろう
    1 子どもは子どもの人権を学んでいるか
    2 人権は法律のことばか生活のことばか
    3 人権教育は子どもの人権から始まる
    4 子どもの法と人権・権利は「生活モデル」で理解する
    5 人権教育で求められていること
    6 成長発達する権利は,育つ責任
    7 叱られて正されて育つ権利
    8 人権の感性を育てる学び
    第2章 いじめと人権
    1 いじめ問題の構図をつくる
    2 いじめ論議の忘れもの
    3 いじめ論は,虫の目ばかりでなく鳥の目でも
    4 「いじめ防止法」は麒麟の翼になりうるか
    5 法と心理と福祉の協働による教育的和解
    6 子どものトラブルを解決する子どもの仲裁力
    第3章 体罰と人権
    1 教師の叱る力,生徒の育つ力
    2 「生徒になめられない」は,生徒指導にどんな課題を提起しているか
    3 学生の体罰肯定意識は,どんな問題を提起しているか
    4 生徒の人権・権利と教師の人権・権利は対立するか
    5 「ハウツー重視社会」は体罰を克服できるか
    6 「体罰防止法」で考えたいこと
    第4章 人権をどう教えるか
      I 子どもの学びと育ち
    1 子どもの育ちに何が求められているか
    2 学びの軸にあるもの
    3 子どもの学ぶ権利は生存権
    4 生活を学びに,事実を成長発達に
    5 つまずいた子どもの学びと育ちの権利
      II 専門職者の学びと変わる力,変える力
    1 「ふつう」という名の社会的圧力
    2 「困った,弱った」を共有できる職場づくり
    3 子どもの現場にある人権・権利の実現を阻む壁
    4 子どもの人権・権利をどう理解する?
    5 人権の実践を豊かにする二つの視点
    初出一覧