「判断」でしかける発問で文学・説明文の授業をつくる

思考力・判断力・表現力を共に伸ばす!

長崎伸仁・東京都調布市立富士見台小学校 編著
B5判 128ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2088-3
小学校教師
子どもが主体的に学んでいける力を培うためには、問題に対して自分で考え・判断・表現し、みんなで話し合い深め合う力を身に付けさせることが必要。「判断でしかける」読みの指導により、意欲的に考えを発表し合い深め合うようになった、東京都調布市立小学校の取り組みをまとめた。

目次

    まえがき
    はじめに
    第1章 「判断」でしかける発問づくりの意味とその具体
      ●「判断」でしかける発問でつくる文学・説明文の授業
    1.発問の価値とは…?
    2.広げる発問と深める発問
    3.広げる板書と深める板書
    4.「判断」でしかける発問でつくる文学の授業の具体
      〜「おおきなかぶ」(光村図書1年ほか)を例として〜
    5.「判断」でしかける発問でつくる説明文の授業の具体
      〜「ぼくの世界、きみの世界」(教育出版6年)を例として〜
    6.結語
    第2章 「判断」でしかける発問で、思考力・判断力・表現力を共に伸ばす
         文学の授業
    1・「たぬきは糸を紡いでいる姿を見せたかったのか、見られてしまったのか」
     ・「たぬきが糸車を回したのは、いたずらか、いたずらじゃないのか」
      〜「たぬきの糸車」(光村図書・小学1年)〜
    2・「じさまの病気は仮病か」
     ・「豆太はやっぱり臆病な子か」
      〜「モチモチの木」(光村図書・小学3年)〜
    3・「太一は瀬の主から逃げたのか」
     ・「太一の生き方に最も影響を与えたのは誰か」
      〜「海の命」(光村図書・小学6年)〜
    4・「ねずみが来られなかったら、どんな動物を呼ぶか」
      〜「おおきなかぶ」(光村図書・小学1年)〜
    5・「どっちの表現がいい?」
      〜「スイミー」(光村図書・小学2年)〜
    6・「おおかみが来なかったら、きつねは、ひよこ、あひる、うさぎを食べたか」
      〜「きつねのおきゃくさま」(三省堂・小学2年)〜
    第3章 「判断」でしかける発問で、思考力・判断力・表現力を共に伸ばす
         説明文の授業
    1・「この順番でいいかな?」
     ・「どの遊びが一番おもしろい?」
      〜「おにごっこ」(光村図書・小学2年)〜
    2・「10段落と11段落のどちらを書き直すか」
     ・「この題名に納得するか」
      〜「ウナギのなぞを追って」(光村図書・小学4年)〜
    3・「古代の釘の一番見事なところは何?」
     ・「白鷹さんは、釘に納得している? 納得していない?」
      〜「千年の釘にいどむ」(光村図書・小学5年)〜
    第4章 「判断」でしかける発問でつくる文学・説明文の単元計画&授業展開
    1・「二匹は誰のおかげで仲直りできたのか」
      〜文学「ゆうだち」(光村図書・小学1年)〜
    2・「この順番で合っているかな」
      〜説明文「たんぽぽのちえ」(光村図書・小学2年)〜
    3・「男の子は、浜辺に来た誰の前にも現れるのか」
      〜文学「海をかっとばせ」(光村図書・小学3年)〜
    4・「筆者の考えに納得か、疑問に思うか」
      〜説明文「動いて、考えて、また動く」(光村図書・小学4年)〜
    5・「儀兵衛のしたことに共感できるか、否か」
      〜伝記「百年後のふるさとを守る」(光村図書・小学5年)〜
    6・「5月と12月は同じ世界か、それとも違う世界か。そして、題名について考える」
      〜文学「やまなし」(光村図書・小学6年)〜
    7・「『やんだ。』の台詞は誰が言ったの。うさぎ? それとも、たぬき?」
      〜文学「ゆうだち」(光村図書・小学1年)〜
    あとがき
    おわりに
    著者紹介