中等社会科21世紀型の授業実践

中学校・高等学校の授業改善への提言

井田仁康・伊藤純郎・唐木清志・國原幸一朗・
栗原 久・國分麻里・須賀忠芳 編著
B5判 208ページ 定価(本体2,800円+税)
ISBN978-4-7619-2147-7
中・高校教師
中等教育の社会科を理論的・実践的に研究する、中等社会科教育学会所属の研究者たちによる、基礎力、思考力、実践力といった21世紀型能力を育成する、新たな中学校・高校の社会科授業の提案。

目次

はじめに
第1部 社会科・地理
第1章 中等教育段階における地域調査のあり方/坂口克彦
第2章 高等学校の地理授業におけるオリエンテーリング実習―地図を使った体験的な学習―/小林岳人
第3章 地理的な見方や考え方を育成するためのフィールドワークの実践―系統地理的学習のまとめとして―/川久保典昭
第4章 多文化共生をテーマにした高等学校地理Aにおける授業実践の取り組み/泉 貴久
第5章 生徒の視野を広げるための世界地誌学習/中牧正寿
第6章 「経済的な見方や考え方」を深める地理の授業開発/山崎辰也
第2部 社会科・歴史
第1章 社会科授業「クニマス発見!!―奇跡の魚、その謎を探る―」/秋田大学社会科教育研究室
第2章 記念碑から読み解く歴史学習―二つの「平和の塔」を手がかりとして―/高橋健司
第3章 絵画史(資)料を活用した「江戸時代の農業」の学習―「四季耕作図」の教材開発―/小川輝光
第4章 日本はなぜ原子力発電所を造ったのだろうか/篠塚明彦
第5章 The Republic of Letters―近世ヨーロッパ知識人のネットワーク―/藤本和哉
第6章 体験的な学習活動を取り入れた日本史授業の実践―近代以前の衣料原料を題材に―/石本由布子
第7章 博物館を活用した教材開発能力の育成―大学教職科目「地理歴史科教育法」での授業実践―/田尻信壹
第3部 社会科・公民
第1章 政策的思考の育成をはかる授業―「政策えらび授業」の実践―/華井裕隆
第2章 中等社会科における統合的な主題学習の可能性に関する考察―生徒が自ら「実感」を喚起しつつ学ぶ「集団的自衛権」についての授業実践例―/大木匡尚
第3章 経済リテラシーの向上をめざした中学校公民的分野「価格の働き」の学習―「経済観の段階的深化」を図る授業の組み立てと実践を通して―/岡野英輝
第4章 格差社会―ジニ係数で考える―/齊藤 康
第5章 消費者市民社会をめざす社会科教育実践―コンゴの紛争資源問題と日本の消費生活のつながり―/華井和代
第6章 自分を知るとは?―フロイトの無意識から考える―/西尾 理
第7章 高等学校「倫理」における問答法を実践する授業―「幸福」と「正義」について対話する―/村井大介
第8章 多様な調査活動と表現力の育成を重視した「現代社会」の授業―視覚特別支援学校(盲学校)での実践を例として―/丹治達義・青松利明
第9章 バナナから見るグローバリゼーション―地理歴史科と公民科の授業連携をめざして―/福田喜彦
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