教員のためのリフレクション・ワークブック

往還する理論と実践

武田信子・金井香里・横須賀聡子 編著
B5判 112ページ 定価(本体1,600円+税)
ISBN978-4-7619-2191-0
教師全般・教職課程学生
教員にはどのような専門性が必要であるか、教育現場にはどのような配慮が必要なのか、自分の教育は生徒たちにどのような影響を与えているかなどについて、教員が振り返って考えるきっかけづくりのために作成された教師教育用教材。教員養成や教員研修の場で、繰り返し自己研鑽やグループ学習に活用できます。

目次

はじめに
第1部 本書の考え方と使い方
01
学ぶ意味の変容
02
リフレクションとは
03
教員個人の実践を吟味するミクロレベルのリフレクション
04
学校コミュニティや地域コミュニティのあり方を問う メゾレベルのリフレクション
05
教育の背景にある社会のシステムや価値観を問う マクロレベルのリフレクション
第2部 教員のコンピテンシー・リスト
I
教員の専門性としての資質・能力
II
コンピテンシー・リストについて
III
教員の資質・能力の新しい捉え方:トータル・コンピテンシー
IV
コンピテンシー・リストを用いるリフレクションの方法
I “成長しようとする力”
教員は、理論と事実に基づいて自分の実践についてのリフレクションを行い、教員としての専門性を高めて成長し続けます。(01〜06)
II “対人関係の力”
教員は、生徒たちに開かれたコミュニケーションを促し、温かい交流のできる協力的な風土の学級・学校をつくります。(07〜12)
III “教育者としての力”
教員は、十分な教育学の知識や技術を持ち、生徒たちが自律的で責任の持てる人間に成長できるように、安全な学習環境をつくります。(13〜23)
IV “学びの場をつくる力”
教員は、教科の内容に関連する十分な知識と教育方法に関する多彩な技術を持ち、生徒たちが学ぶための効果的な学習環境をつくります。(24〜36)
V “組織する力”
教員は、教育活動を効果的・円滑にする民主的な学級運営あるいは学校運営の力を持ち、生徒たちとともに学び合いのコミュニティをつくります。(37〜43)
VI “同僚・仲間と協働する力”
教員は、子ども1人ひとりの健やかな育ちを保障するために、学校を構成するすべての教職員と協働して仕事をし、コミュニティとしての学校がうまく機能するために貢献します。(44〜50)
VII “学校を取り巻く人々と協働する力”
教員は学校、家庭、地域を組織化するための知識や技術、企業や他団体、機関との協働を実現するための交渉力や具体的手順を知り、それに慣れることが求められます。(51〜56)
参考文献
あとがき