特別支援教育ONEテーマブック

自閉症のきょうだいを育てたある家族の流儀

大石明美 著
A5判 112ページ 定価(本体1,200円+税)
ISBN978-4-7619-2301-3
保護者
重度と中度の自閉症のきょうだいを自立させた、ある家族の物語。誕生から親元を離れて自立するまでの約30年間を母親の立場から綴った実録に、当時、家族の支援に関わっていた専門家の回想録も交えて収録。自閉症の子どもたちに関わるすべての人に読んでもらいたい1冊。

目次

はじめに
第1章 自閉症の子どもを育てるということ〜大石家の家族の流儀〜
次男、真也の誕生
「自閉症」と診断される
保育園へ通わせたい
子育ての指針が定まる
障害があっても当たり前に外出する
●専門家の視点1 厳しさと躾と、そして家族と
地域の小学校に入学させたい
小学校入学1年目のこと
ことばと情緒の教室(通級指導教室)での指導をお手本に
大石君もみんなと一緒
●専門家の視点2 自閉症として見ないということ それでもあえて自閉症として見るということ
全校生徒、保護者に理解してもらいたくて
中学校でのヤンチャグループとの思い出
●専門家の視点3 コミュニケーションとは何か
真也への障害の宣告
●専門家の視点4 重度の知的障害で自閉症と言われる子どもと本気で向き合うということ
真也の動きが固まる
何とか持ち堪える日々
かくたつの合宿
●専門家の視点5 親子で「一緒」に進むということ(1)
子離れ・親離れのとき
●専門家の視点6 子離れ・親離れ
ケアホームへの入居とひとりで道路を横断することへの挑戦
●専門家の視点7 親子が「一緒」に進むということ(2)
きょうだいで自閉症
●専門家の視点8 きょうだいで自閉症ということ
バスと電車での自主通学への挑戦
一般就労を目指して
最後に
●専門家の視点9 感謝
第2章 自閉症の子どもを育てる上で大切なこと〜大石家の家訓〜
1.上下関係
2.第1段階として
3.子どもの可能性を信じて教える
4.信頼関係を築く方法
5.子どもの内面(心)を見る
6.お手伝いのこと(1)
7.お手伝いのこと(2)
8.幸福な3Aと残念な3D
9.余暇の過ごし方〜習字との出会い、そして続けていくこと〜
10.生活のリズム
11.学校と家庭の役割について
12.思春期の子どもとのつきあい方
13.子どもを大人にしていくためには
14.家族の存在
15.一般就労の条件
16.弁当づくり
17.お金の使い方
18.自立の時期は?
19.自立してから大切なこと
20.家って何?
21.自立したあとの夫婦のあり方
おわりに
〜生きる喜びを“ことば”にたくして〜