睡眠教育(みんいく)のすすめ
睡眠改善で子どもの生活、学習が向上する
木田哲生 著
A5判 112ページ 定価(本体1,500円+税)
ISBN978-4-7619-2334-1
小・中・高校教師,養護教諭,保護者
睡眠が変われば子どもが変わる! 睡眠の短時間化、睡眠障害による学校不適応、不登校、情緒障害などが急増している。子どもたちに睡眠の大切さを伝えて、今の生活習慣を改善していこうという睡眠教育(みんいく)をわかりやすく解説。
目次
はじめに
第1章 「みんいく」の医学的背景とは
1 M中の実態
2 小児慢性疲労症候群
3 「生活リズムと体内時計のズレ」が引き起こす健康被害
第2章 「みんいく」をどう実践するか
1 みんいく三角形
2 睡眠朝食調査
(1)睡眠朝食調査って何?
(2)指導方法
(3)発達に応じた睡眠
3 みんいく授業
4 みんいく面談
5 睡眠改善に有効な支援方法
(1)「安心・信頼を感じた」
(2)家庭の協力
(3)早期の面談実施
(4)スマホ、インターネット、テレビの制限
(5)目標管理
(6)面談実施者
(7)登校することへの動機づけの高さ
6 データで見る成果
7 「みんいく」三次元支援
8 問題の早期発見
9 保護者への啓発
10 中学生の睡眠時間
第3章 小学校での「みんいく」の実際
1 事例校概要
2 平成28年度の実践
3 成果
4 結果
第4章 学校と地域の連携の重要性
1 日本人の睡眠
2 地域全体で「みんいく」
(1)睡眠に関するアンケート調査
(2)教員・保護者・地域住民による合同研修会
(3)啓発ポスターの作成
(4)はよねるデー
(5)地域防犯パトロール「青パト」とコラボ
(6)絵本の作成
(7)地域住民による情報発信
(8)みんいくラップ
第5章 「不適応」と「睡眠」の関係は?
1 「脳のストレス飽和状態」とは?
2 漠然とした不安意識
3 ストレス飽和状態の発生
4 睡眠改善の効用
おわりに