教育の未来を見つめる 学事出版

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「もう一度会いたい」と思われる人になる

「もう一度会いたい」と思われる人になる
インタープリターが伝えるコミュニケーションと探究の極意

菊間 彰 著

A5判 192ページ 定価2,310円(本体2,100円)
ISBN978-4-7619-2681-6
小・中・高校教師,社会教育主事

「自然や文化・人をつなぎ、わかりやすく伝える」仕事をするインタープリターの技術と考え方は、学校教育や生涯学習の場、美術館・博物館、観光案内など、あらゆる場で使えます。インタープリテーションで、明日からコミュニケーションや探究学習が劇的に変わる!

目次

はじめに

序章 インタープリターってこんな人

第1章 インタープリターとは?―ガイドにも学校にも仕事にも応用できる魔法の刀

  1. インタープリターって何?
  2. 主役はどっち?
  3. 害奴からインタープリターへ
  4. 私のインタープリター履歴書
  5. 移住そして起業、ところがそこに「病院」はなかった……
  6. 新しい切り口での戦い、そして見えたもの
  7. インタープリターやインタープリテーションについて、考えていること
  8. 剣客商売 秋山小兵衛という生き方

◆第1章のまとめ

◆column 武蔵と小次郎

第2章 インタープリテーションとはどんなもの―3つの導入事例紹介

■1 広島県三原市「おもてなし観光ガイド育成研修」―まちを歩き、まちを感じ、発見する

  1. 体験をデザインする
  2. 三矢の教えを実際に体験!
  3. 三原今昔写真館
  4. 自ら気づく重要性

■2 山口県萩市「萩城下町ガイド養成研修」―まちを歩き、知らなかった魅力を知り、表現する

  1. 伝えたいことを体験化しよう
  2. いざ、アクティビティを実践!
  3. アクティビティ実施までの流れとその効果

■3 山口県萩市「萩ジオパークガイド養成講座」―講座参加者によるアクティビティ実践

  1. インタープリターはサービス業
  2. インタープリターは全てのお客さんが楽しめる場づくりをする
  3. インタープリターは価値や答えを決めない、答えは一人ひとりの中にある
  4. 全てはお客さんのために

◆第2章のまとめ

第3章 明日から使える! おすすめアクティビティ10選

■1 アクティビティとは?

■2 アクティビティのポイント

■3 アクティビティの用語解説と実施のための必須スキル

  1. アクティビティの用語解説
  2. アクティビティ実施のための必須スキル

■4 アクティビティ紹介

  1. 葉っぱじゃんけん
  2. そっくりさんを探せ!
  3. インスタ映えスポット
  4. みんなで俳句
  5. 森の弁当箱
  6. 色さがし/○○さがし
  7. 音を聞こう
  8. マットで寝てみよう
  9. あしうらツアー
  10. どんぐりシャワー

■5 アクティビティ設計と実施のためのチェックリスト 10ヶ条

◆第3章のまとめ

◆column 拡声器、ダメ、ゼッタイ。

第4章 インタープリテーション虎の巻

■1 インタープリテーションの基本

  1. 全員に聞こえるようにする
  2. 移動とインタープリテーションを分ける
  3. 全員が集まってから話す
  4. メッセージを伝えよう

■2 対象者を理解する

  1. 人数――全体の人数は?
  2. 年齢層――大人が多いか、子どもが多いか、その混合か?
  3. 男女のバランス
  4. 自然や歴史やまちなみなど、ガイド対象物への興味関心
  5. 身体的、知的、精神的ハンディキャップの有無

■3 距離

  1. 距離とココロの不思議な関係
  2. インタープリテーションに適切な距離

■4 立ち位置

  1. 扇の法則
  2. 「天動説」ではなく「地動説」
  3. ブーメランの法則
  4. 水平方向の立ち位置、垂直方向の立ち位置

■5 プログラムデザイン

◆第4章のまとめ

第5章 インタープリターの「あり方」を探究する

■1 インタープリターがいることの効果と意義

■2 インタープリターのあり方

  1. インタープリターは、オーケストラにおける指揮者である
  2. インタープリターは、楽しい「体験」と「空間」と「時間」をデザインするデザイナーである
  3. インタープリターは、対象に対するリスペクト(尊敬、畏敬の念)を持つ
  4. インタープリターは、イタコである
  5. インタープリターは、参加者の「気持ち」を尊重する
  6. インタープリターは、評価するのではなくありのままに受け止める。相手も、自分も

■3 人間中心インタープリターへの道

◆第5章のまとめ

第6章 インタープリテーションの事前調査と事後評価

■1 インタープリターのためのフィールド調査―事前に確認しておきたい四つの視点とは?

  1. 空間を把握する
  2. 時間を把握する
  3. 危険を把握する
  4. 下見と本番で、状況が変わることを予測する

■2 プログラムの事後評価―成長のためのふりかえりとフィードバック

  1. 大事なのは「やりっぱなしにしない」こと
  2. ふりかえりを継続するための三つの工夫
  3. 自己評価のススメ―ふりかえりシートの活用
  4. フィードバックの重要性

■3 他者と比べるのではなく、過去の自分と比べよう

  1. 自分自身のありのままを認める
  2. 失敗は悪いこと? 失敗から学ぶ重要性

◆第6章のまとめ

第7章 私の失敗談&こんなガイドはイヤだ!

■1 私の失敗談

  1. ガイド中に酔っぱらい登場!
  2. ガイド中なのに○○○した話
  3. インタープリター人生最大の失敗

■2 こんなガイドはイヤだ!

  1. しゃべりすぎるガイド
  2. 価値観を押し付けるガイド
  3. 言い訳がましいガイド
  4. 丁寧すぎるガイド、言葉遣いが乱暴なガイド
  5. メッセージが壮大すぎるガイド
  6. 参加者が言った言葉を無視するガイド
  7. 待てないガイド
  8. コミュニケーションに難のあるガイド

■3 困ったガイドの処方箋!

  1. しゃべりすぎるガイド
  2. 価値観を押し付けるガイド
  3. 言い訳がましいガイド
  4. 丁寧すぎるガイド、言葉遣いが乱暴なガイド
  5. メッセージが壮大すぎるガイド
  6. 参加者が言った言葉を無視するガイド
  7. 待てないガイド
  8. コミュニケーションに難のあるガイド

◆第7章のまとめ

◆column もうひとつの原点

伝えたいことを、どうしたら伝えきれるか? 菊間彰さんの著書の発刊に添えて

日本大学雄弁会OB 吉住健一

あとがき