教育の未来を見つめる 学事出版

書籍

声なき声をつむぐ

声なき声をつむぐ
震災を語り継ぐ

齋藤幸男 著

四六判 256ページ 定価2,200円(本体2,000円)
ISBN978-4-7619-2701-1
小・中・高校教師

東日本大震災から10年。自らも被災し、学校で陣頭指揮にあたった高校の元校長が、全国を歩き、被災者をはじめ関係者の今の「声」を集めた。

目次

はじめに

第1章 声なき声をつむぐ

  1. 「教訓になるために生まれてきたんじゃない」―佐藤美香さん
  2. 「私は生きなければならない」―高橋さつきさん
  3. 北の大地からふるさとを思う―津田穂乃果さん
  4. 避難所運営と看護教育―安倍藤子先生・岩佐郁子先生
  5. 「浮いて待て」―安倍淳さん・志摩子さん
  6. 日本一のまちづくり―小野竹一さん
  7. 知る権利の代行者―武内宏之さん

第2章 震災を語り継ぐ

  1. 震災がつないだ絆―兵庫編
    • 環境防災科の使命―兵庫県立舞子高等学校
    • 「ひとつ上」のステージへ―阪神・淡路大震災メモリアル行事
  2. 信濃の教育愛にふれる―長野編
    • 命と向きあい・命をつなぐ教育―教育委員会の力
    • ミヤコガネ物語
  3. 都市災害と人材育成―東京編
    • そこで暮らしている人たちがいる―桜丘中学・高等学校
    • 人と人とをつなぐ―藤田豊先生
    • この命、生かされてこそ―小林豊茂先生
  4. 人権防災を考える―大阪編
    • 学校が変わるとき―大阪市立鶴見橋中学校
    • 悲しみと向き合う力―ヴィクトール・フランクルの教え
    • つむいだ言葉が歌になる―大阪市立白鷺中学校
    • 「ただいま」と「おかえり」―心のふるさとを求めて
  5. 南海トラフに備える―三重編
    • 四日市支援の会―鬼頭浩文先生
  6. 防災のカタチを考える―和歌山編
    • 防災劇「Message」―田辺市立新庄中学校
    • 生徒は教師の本気を見抜く―井瀬敦司先生
  7. 九州とつながる―福岡編
    • そして、学校が変わる―福岡県立福岡講倫館高等学校
    • もうひとつの使命を果たす―養護教諭と心のケア

第3章 若者たちへのメッセージ

  1. 被災者からのメッセージ
    • 避難所運営―正解ではなく成解を求める
    • 支援物資―72時間を生き抜く
    • 災害ボランティア―ニーズとのマッチング
    • 生活再建―地域コミュニティの再生
    • 災害医療―地域に寄り添う
    • がれき処理―がれきはガレキではない
    • 〈コラム〉キボッチャ
  2. これからの行政や学校組織を担う方々へのメッセージ―タテ割意識の見直しを
    • ウェビングによる災害対応
    • 環境防災科からのメッセージ

おわりに