教育の未来を見つめる 学事出版

書籍

学習指導の「足並みバイアス」を乗り越える

学習指導の「足並みバイアス」を乗り越える

フォレスタネット 企画・編集/渡辺道治 著

A5判 168ページ 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN978-4-7619-2713-4
小学校教師

「昔と同じ…周りの学校と同じ…隣のクラスと同じ…」という「足並みバイアス」を打破しよう! 学校現場の超多忙・業務過多で教師は疲弊している。「…せねばならない」という思考の呪縛から離れ、「本当に大切なもの」だけを残す学習指導のスリム化・合理化のすすめ。

目次

はじめに

第1章 「足並みバイアス」の正体と対策

  1. 学校の悲鳴?
  2. コロナ禍であっても学校を楽しく―チャンスに変えよう―
  3. 学校に渦巻く「足並みバイアス」とは?
  4. 「足並みバイアス」の害
  5. 「足並みバイアス」の正体は○○
  6. 「足並みバイアス」の乗り越え方
    その1:恐れの正体を見極める
  7. 「足並みバイアス」の乗り越え方
    その2:目的をはっきりさせる
  8. 「足並みバイアス」の乗り越え方
    その3:強調点・留意点を分類する
  9. 「足並みバイアス」の乗り越え方
    その4:お試し・選択形式を使った提案をする
  10. 「足並みバイアス」に勇気を持ってサヨナラをしよう

●コラム 子どもたちが生き抜く「未来」に求められる力

第2章 学習フレームにまつわる「足並みバイアス」からの卒業

  1. 子どもの事実から始めよう
  2. 教室では常に「時間差」が生まれる―小学1年生、朝の教室の風景から―
    「時間差を乗り越える」ステップ1 全員一律のスピードで学習を進めなくていい
    「時間差を乗り越える」ステップ2 心地よいと感じるテンポは性別でも年齢でも違う
  3. 自ら選び取ることで意欲に火が付く
    「ノマドスタディ」ステップ1 目的を共有する
    「ノマドスタディ」ステップ2 学び方を体得する
    「ノマドスタディ」ステップ3 ルールを守った状態を維持できるチームを作る
    「ノマドスタディ」ステップ4 「仲間」を教え、喜び、励まし続ける
    「ノマドスタディ」ステップ5 行動哲学を共有する
    「ノマドスタディ」ステップ6 「助け合うチーム」に至る仕組みを整える
    「ノマドスタディ」ステップ7 信じて任せる時間を少しずつ増やしていく
  4. 「動き」の足並みバイアス 学習中は静かに座っていなくていい
  5. 「座席」の足並みバイアス 全員が同じ場所に座って学習しなくていい
  6. 「道具」の足並みバイアス 黒板とチョークを使わなくてもいい

第3章 授業の「足並みバイアス」を断捨離しよう

  1. 「ワクワク」→学校生活6年間→「つまんない」
  2. 苦手が多い音読を変えよう!
  3. 「読むこと」は分かりやすい視点を与える
  4. 作文指導の「足並みバイアス」を断捨離する
  5. 算数の学習を変える
  6. 1時間に一つの教科を教えなくていい
  7. 「真似び」のすゝめ

第4章 授業だけでない「足並みバイアス」を乗り越えた学習改善

  1. 家庭の子どもの事実に目を向けよう
  2. 宿題に関する思考の縛りを解きほぐそう
  3. 宿題の「目的」、どうなっていますか?
  4. 学びの「やりがい」だけでなく…
  5. 宿題に関する膨大な業務
  6. 「分かる」と「分からない」を分けよう 宿題の効果的な運用法1
  7. 「写す・真似る」の価値を語ろう 宿題の効果的な運用法2
  8. 宿題「自己完結システム」 宿題の効果的な運用法3
  9. 宿題からの卒業 ―卒業証書授与までのステップー
  10. 最終到達点は「自主学習力」
  11. テストの目的は…
  12. 解き方を教えながら一緒に解く
  13. 丸付けは自分で!「1時間丸ごと完結システム」
  14. 調べ学習の課題として解かせる
  15. 家庭自主学習の課題として配付する
  16. 通知表の「ねばならない」を脱ぎ捨てよう 通知表の目的は…
  17. 「改善」に必要なもの
  18. 現行通知表の問題点
  19. 所見は面談でよい
  20. 結果評価から過程評価へ
  21. 写真・映像・音声評価
  22. そもそも通知表は出さなくてよい

第5章 「足並みバイアス」を乗り越えて、伸びる、変わる、子どもたちと教師

  1. ノマドスタディで輝く子どもたち
  2. 思考の縛りを解いたその先には

おわりに