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書籍

日本教師教育学会年報 第30号(2021年版)

日本教師教育学会年報
日本教師教育学会年報 第30号(2021年版)
教師教育の構造変動と教師教育学研究―学会設立30周年を迎えて―

日本教師教育学会 編

B5判 248ページ 定価2,750円(本体2,500円)
ISBN978-4-7619-2748-6
大学教員

日本で唯一の教師教育に関する学会の研究論文集。理論と実践がバランスよく収録された研究紀要。

目次

1 教師教育の構造変動と教師教育学研究

  • 教師のライフコースと教師教育学研究の課題/山﨑準二
  • 教科専門科目の位置と教科内容論的研究から教師の専門性を探る/三石初雄
  • 日本教師教育学会と教育学―30年をふり返って―/高野和子
  • 教職の専門性と専門職性をめぐる現代的課題―劣位化・脱専門職化を超えて再専門職化の構想へ―/石井英真
  • 教師教育改革の展開と教員の教職認識/安藤知子
  • 教育の情報化の推進と教師像の変化/小柳和喜雄
  • 「データ駆動型教育」がもたらす教師教育学の課題―教師の役割と成長はどのように変容するのか―/斎藤里美
  • 授業の画一化と教師の自律性/子安 潤

2 研究論文

  • 教師知識研究における一般的な教授方法に関する知識(general pedagogical knowledge)概念の変化―特質としての一般性と文脈依存性に着目して―/藤井真吾
  • 1920年代のアメリカにおける幼小接続期に焦点化した初等教育教員養成改革―国際幼稚園連盟(International Kindergarten Union)による議論と教員養成カリキュラムモデルの分析―/奥田修史
  • コミュニティにおける教師の学びに関する考察―リー・ショーマンの理論的構想に着目して―/若松大輔
  • 宗教科教員の葛藤に関する研究―キリスト教系学校の宗教科教員の語りから―/李 愛慶
  • 米国カリフォルニア州における教員スタンダードのガバナンスに関する研究―教職の専門職的自律性と民主性の関連性を中心に―/牛渡 淳/櫻井直輝/木場裕紀
  • 教師教育における〈排除/包摂〉の複層性―トーマス・S・ポプケヴィッツの「二重のジェスチャー」の議論を中心に―/栗原和樹
  • 教員の非正規化の拡大を規定する要因―都道府県の財政構造と学校問題に着目して―/菊地原 守

3 研究倫理の広場

  • 教師教育研究における倫理的課題の今日的状況(2)/紅林伸幸/岩田康之/研究倫理委員会

4 書評・文献紹介

〈書評〉

  • 浜田博文 編著『学校ガバナンス改革と危機に立つ「教職の専門性」』/諏訪英広
  • 中村雅也 著『障害教師論 インクルーシブ教育と教師支援の新たな射程』/是永かな子

〈文献紹介〉

  • 石井英真 著『未来の学校―ポスト・コロナの公教育のリデザイン』/村井尚子
  • 森 透 著『教育の歴史的展開と現代教育の課題を考える―追究・コミュニケーションの軸から』/和井田清司
  • 渡辺貴裕・藤原由香里 編著『なってみる学び―演劇的手法で変わる授業と学校―』/庄司康生
  • 岩田康之 編『教育実習の日本的構造―東アジア諸地域との比較から』/高野和子

5 第30回大会の記録

【シンポジウム】

  • 教師教育を原理的に問い直す―教師を目指す学生が大学で学ぶべきことは何か?

【課題研究I】

  • 教師教育研究の成果と課題の検討(その3)―今後の教師教育研究に向けて―

【課題研究II】

  • 教師教育改革の国際動向と比較研究の課題―教師教育における社会的公正の観点と課題―

【課題研究III】

  • 「教師教育『高度化』の政策的検討」―教職大学院の今後を考える―

【特別課題研究I】

  • 防災・学校安全と教師教育―「大学教職課程の防災・安全教育カリキュラム・ガイドライン」に向けて―

【特別課題研究II】

  • 大学教育と教職課程―研究活動の総括と今後の展望―

6 日本教師教育学会関係記事

  1. 日本教師教育学会第11期(2020年9月14日-2023年10月)役員・幹事等一覧
  2. 日本教師教育学会活動履歴
  3. 日本教師教育学会会則
  4. 日本教師教育学会研究倫理規程
  5. 日本教師教育学会役員選出規程
  6. 日本教師教育学会年報編集委員会関係規程等
  7. 日本教師教育学会申し合わせ事項
  8. 日本教師教育学会入会のご案内

日本教師教育学会初代会長、故長尾十三二先生を偲んで/三輪定宣

〔編集後記・年報第30号 第11期編集委員会活動記録〕