教育の未来を見つめる 学事出版

書籍

エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点

インクルーシブ発想の教育シリーズ4
エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点

青山新吾 著

A5判 148ページ 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN978-4-7619-2845-2
小・中学校教師

インクルーシブ教育を進めるための基本的な見方・考え方、教育活動の実際等をエピソードベースで紹介する。

目次

刊行にあたって

はじめに

第1章 インクルーシブ教育と「インクルーシブ教育システム」

インクルーシブ教育と「インクルーシブ教育システム」

第2章 インクルーシブ教育を進めるための基本~「支援の前に人づきあいを」の発想~

  1. エピソードを語る・綴る
  2. ある中学校でのエピソードを綴る
    ●エピソード「自動販売機に行きたいな。」
  3. 支援の前に人としてのつきあいを
  4. 子どもとの関係づくり~共通の話題と好きなモノ・コト~
  5. 「主導性」と関係
  6. 面白がれるということ

第3章 インクルーシブ教育を進めるための見方・考え方

  1. 特別支援教育と「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」は別である
  2. 特別支援教育の視点とは何か?
  3. 「やさしいどうして?」の発想を具現化する その1
    ●エピソード「ぼくもわたしもおべんとうがたべたいな。」
  4. 「やさしいどうして?」の発想を具現化する その2
    ●エピソード「ぼく、本当はプールに入りたかったんだ。」
  5. 「集団の中の個」として見る
    通級による指導を受ける子ども
    「個別のアプローチ」と「集団へのアプローチ」とそのバランス

第4章 「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」の充実がインクルーシブ教育を進める第一歩~1学級経営~

  1. 学級経営とは
  2. 幅と寛容度そして徹底的な個への関心
    「学習スタンダード」の例と落とし穴
    特別支援教育の視点を取り入れた教育活動の必要性
    集団の「寛容度」
    徹底的な個への関心が重要
    身近な対話のきっかけにして欲しい
  3. エピソードで綴る「インクルーシブ教育と学級経営」
    ●エピソード「ボール当てオニをしたそうだけどやらない子」
    ある小学校1年生の学級で
    ボール当てオニが流行る
    どの子も「悪い」とかではなくて気にかかるという感覚
    子どもたちと一緒に考える
    ドッジボールの休憩場所をつくる
    休憩場所が要らなくなったと言うけれど……
    なぜこのクラスでは子どもたちが自分で解決しようとするのか
    『―これからのインクルーシブ教育を見据えて―「子供とつながる・子供をつなげる」~多様性を認め合う集団づくりを中心に~』
  4. 「周囲の子ども」へ向けるまなざしの重要性
  5. 交流及び共同学習を意味のあるものにする
    ●エピソード「そこに近寄ったらいけないんだよ。」
    「誰が来てもいいと言いました。」
    交流及び共同学習
    早くなくしてしまいたい「交流及び共同学習あるある」
    各校において「交流及び共同学習」について振り返る際の10の視点

第5章 「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」の充実がインクルーシブ教育を進める第一歩~2授業づくり~

  1. 特別支援教育の視点と「授業のユニバーサルデザイン」
  2. 学習指導要領の記述と特別支援教育の視点
  3. 教科書作成における取組
  4. 個人の工夫ではなく組織的に取り組む~指導・支援の「視点」を共有~
  5. 特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり~子ども目線での「わかりやすさ」「学びやすさ」~

第6章 特別支援学級の教育からインクルーシブ教育のヒントを探る

  1. 特別支援学級の教育課程、その魅力
  2. 特別支援学級の魅力、自立活動の指導

第7章 日本型インクルーシブ教育の構築は次のフェーズ

  1. 特別支援教育からのインクルーシブ教育への提案~根幹の「インクルーシブ発想」による取組を~
  2. 専門家との連携が機能するために
  3. 地域とインクルーシブ教育
  4. インクルーシブ教育と「エピソード語り」~さまざまな要素が複合的に織りなす重層的な取組~
  5. 個別最適な学びと協働的な学びとインクルーシブ教育と

おわりに