教育の未来を見つめる 学事出版

書籍

ひとりで解決!理不尽な保護者トラブル対応術

ひとりで解決!理不尽な保護者トラブル対応術

齋藤 浩 著

四六判 228ページ 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN978-4-7619-2850-6
教師全般

突然、親から理不尽な攻撃を受けたとき、一人でどう対応しますか? 親は突然やってくる。教師への口撃。応戦する準備ができない。それでも毅然と対応しなければならない。訴えの弱点、やってはいけないタブーを知ればできる対応事例を集録。

目次

はじめに~教師生命を脅かす突然の攻撃~

1章 戦々恐々とする職員室

  1. 突然のチャイムに息をのむ職員室
    • 保護者は突然やってくる
    • 背後の存在をチラつかせる保護者
    • 事後反省も後の祭り
  2. 午後5時を過ぎた電話
    • 聞き耳を立てる職員
    • 電話を受け取った仲間の様子を盗み見
    • 指名を受けたときの恐怖感

2章 個人である程度の解決を目指すしかない

  1. はじめから保護者主導
    • 開口一番、教師への口撃
    • 教育委員会の対応マニュアルは機能しない
    • それでも毅然と対応しなければならない
  2. 教師一人ひとりが苦しんでいるもの
    • 求められる過度に共感的な姿勢
    • 確定している教師の責任
    • 拡散される対応後のこと
  3. 必要な対処方法
    • 対面での対応に持っていく
    • 相手の主張と傾向を分析
  4. 8パターンの対処方法

■グループ1 「教師の心を踏みにじる」クレーム
  パターン1 何でも悪く受け取るシゾイド型クレーマー
  パターン2 教師をギャフンと言わせたいナルシスティック型クレーマー

■グループ2 「トンチンカンな」要求
  パターン3 我が子中心の身勝手な要求
  パターン4 教育とは関係のない要求

■グループ3 「クレームや要求は伴わないがモラルのない」言動
  パターン5 親としての責任を放棄した言動
  パターン6 行き過ぎた過保護と過干渉
  パターン7 教師への暴言や暴力
  パターン8 どう見ても非常識な言動

相手の分析とウィークポイントの発見

3章 8パターンでひとりで解決!

●パターン1 何でも悪く受け取るシゾイド型クレーマー

  1. 保護者のご機嫌を損ねないことに執心
  2. ウィークポイントを知る
  3. 対応時の留意点

事例1『先生が救急車を呼ばないから、ウチの子が死ぬ可能性もありました』

事例2『先生はウチの子だけ目の敵にしています』

事例3『登校拒否になったら大変だから、ウチの子を注意しないでください』

●パターン2 教師をギャフンと言わせたいナルシスティック型クレーマー

  1. 安易に反撃するのは危険
  2. ウィークポイントを知る
  3. 対応時の留意点

事例1『先生の学級経営、レベルが低くないですか?』

事例2『リレーの審判もできないんですか?』

事例3『みんな、授業が下手な先生のことは信頼できないって言ってますよ』

事例4『ウチの子が傷ついているのに謝らないなら教育委員会に行きますよ』

●パターン3 我が子中心の身勝手な要求

  1. 家庭内の問題をパブリックにまで求める
  2. ウィークポイントを知る

事例1『先生が子どもへのいじめ指導をしている場面を直接見せてほしい』

事例2『靴が悪かったのでリレー選手の選考をやり直してほしい』

事例3『合唱コンクールのピアノオーディションを公開制にしてほしい』

●パターン4 教育とは関係のない要求

  1. 教師は保護者の奉仕者である!?
  2. ウィークポイントを知る

事例1『先生もクラスラインに参加してほしい』

事例2『家の近くに不審者がいるので見に来てほしい』

●パターン5 親としての責任を放棄した言動

  1. 常識が通じない保護者
  2. ウィークポイントを知る

事例1『給食費を払いたくありません』

事例2『迎えに行けないので、一人で早退させてください』

●パターン6 行き過ぎた過保護と過干渉

  1. 子どもの人生を支配する毒親
  2. ウィークポイントを知る

事例1『なぜ電話してくれないんですか?』

事例2『マスクをつけていると心の病になってしまいます』

●パターン7 教師への暴言や暴力

  1. 不毛なやり取りに疲弊する教師たち
  2. ウィークポイントを知る

事例1『どけ、ブタ!』

事例2『教師に自転車で体当たり』

●パターン8 どう見ても非常識な言動

  1. 運動会でバーベキューを楽しむ!?
  2. ウィークポイントを知る

事例1『授業参観中の廊下でのおしゃべり』

事例2『ガムを噛みながら個人面談に参加』

おわりに~相手のウィークポイントを知った上での対応~