教師の育て方

教師の育て方
大学の教師教育×学校の教師教育
武田信子・多賀一郎 著
四六判 136ページ 定価1,980円(本体1,800円)
ISBN978-4-7619-2855-1
教師全般
公立小中高、特別支援学校全体の5.8%が教員不足、教員採用試験の倍率が2.6倍と過去最低を更新し続ける中、大学・学校現場は、教師をどう育てればいいのか。現在・未来に通用する「教師の育て方」を、大学と学校現場からリアルに問う!
目次
はじめに
序章 スタートはここから
- 対話のきっかけ
第1章 教師教育は「誰が」担うのか
- 実務家教員と研究者教員
- 大学教員が実践的であるために
- 学校の先生が大学で教えるときに必要な視点
- Column 「教師教育者」ということばについて
◇ワーク01 大学教育と学校教育の違い
第2章 教師教育は「何を」すべきなのか
- 新しい教育モデルが必要になっている
- 教師教育は何をすべきなのか~理想のカリキュラム~
◇ワーク02 大学生・若手教員に不足していることからカリキュラムを考える
第3章 これからの教師モデルとは
- ベテランの教育技術は不要か
- 結局はセンスの問題なのか
- これからの教師モデルは、リフレクションがカギ
- スーパーティーチャーはいらない
◇ワーク03 授業のリフレクション
第4章 教師教育者の専門性開発
- 教師教育者が伝えるべき知識や技術とは
- 教師教育者の専門性開発が必要
◇ワーク04 教師教育者の専門性
第5章 教員養成が危機的な状況にある
- 教員養成の現状
- 教員採用試験はどうあればいいのか
- 教員のレベル低下の問題
◇ワーク05 これからの教員養成・教育実習のあり方
終章 子どもたちの変化からこれからの教師教育を考える
- 子どもが変わってきた
- 教師も変わってきた
◇ワーク06 子どもを捉える