学校DX物語

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書籍 電子書籍

2,420円(税込)

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著者名 魚住惇
ジャンル 書籍  > 教育一般
対象  > 小学校教員向け
対象  > 中学校教員向け
対象  > 高校教員向け
刊行日 2023年05月26日
ISBN 9784761929305
判型・ページ数 A5・176ページ
定価 2,420円(税込)
在庫 在庫あり
GIGAスクール構想によりICTの導入が進む中、何も変わらない学校があった―。生徒のために奔走するものの、風あたりが強くなる職場。それでも、DXをあきらめたくない著者の3年間の奮闘の記録。

まえがき

序章 魚住はこうして嫌われた
■学校での評価がどん底になった話
2019年「新聞スクラップ事案」
僕が独断専行に走ったわけ
現実とのギャップに驚く
2020年コロナ休校後の良い兆し
管理職からの叱責
■文科省の明言にもかかわらず
何がいけなかったのか
それでも諦めなかった理由

第1章 なぜ、学校DXが必要なのか
■3次元アリの話
「宇宙兄弟」のあらすじ
3次元アリとは
「連れていくしかない」
■コミュニケーションとDX―高校の教科書はどう教えているか
デジタル化とDXの違い
高校の教科「情報」について
デジタル情報の特性
コミュニケーション形態の4分類
4分類が出来上がった歴史
さらに8つに分類してみる
一対一か、多数か
コミュニケーションとコストの関係
人はコストに価値を感じる
■学校でDXを進める意義
DXが進まない本当の理由
「ローカル+同期」は東海道を歩くようなもの
飲み会スルーに見る最近の若者の価値観
若者はパーソナライズの心地よさを知っている
結論。学校でDXを進めなければならない理由

第2章 できそうなところから導入を試みる
■職員会議の電子化
職員会議が紙だった頃
「紙」というメディアの特性
教員一人一台タブレットが配備された
新しい試みは、心理的ストレスを誘発する
WordかPDFか問題
保存先騒動と味方の出現
電子化から1年経って
■Teams導入物語
Microsoftの「Teams」とは
まずはセッティングから
自分の所属学年から導入開始
Teamsのチームを作る
「慎重に」の裏にあったもの
端末の活用促進につながったポイント
導入後記

第3章 まずはここからDX
■デジタル体温記録の実施
Teamsでやるか、ロイロノートでやるか
教員間での考え方の違い
どちらがメリットが大きいか
■修学旅行で安全に帰ってくるために
スマホOK、SNSもOKに
修学旅行こそスマホは必須
ルールと線引きを明確に!
■てんやわんやの遅刻欠席早退フォーム
特に困っていないから電話のままで
地道に根回しや説得を試みる
反対意見が続出
「安易な欠席」への対策を練る
管理職のひと声で試験導入が決定
正式導入から1年経って

第4章 やっとここまでDX
■生徒用タブレット端末の試験導入
それまでの勤務校の状況
文科省がスマホを公認した
80台のタブレット端末が配備されたものの
ログイントラブルの原因
追加配備のもどかしさ
■念願の一人一台端末!
朗報と残ったモヤモヤ
タブレット端末到着
設定作業をいかに簡略化するか
■校則の変更から運用開始まで
端末のルールをどうするか
生徒指導部からのちゃぶ台返し
探究担当の先生からの訴え
みんなで行った設定作業
■一連の事案を振り返って
学校には悪しき文化がある
やってよかったこと
新しいことを進めるための手法

第5章 なぜDXが進まないのか
■二項対立の背景
かつて教員は職人だった
無駄な努力を必要としない時代がきた
必要なのはお互いのリスペクト
■チョーク&トークへのこだわり
ノートに手書きで書くことの優位性
生徒の気持ちになってみる
それぞれのツールの強みを知ろう
■学校の「紙」文化の歴史をひもとく
印刷技術に支えられてきた学校
コストの面から考えると…
■ハンコの存在価値
ハンコがあることでコミュニケーションが生まれる?
ハンコの価値は上司の価値
コストがかかるほどよいという信念
■学校における電話の現状
電話には出られないのが当たり前
教員に外線がかかってきた場合のやりとり
電話は人の時間を突然に奪う
LINEでよい場合も
■LINEで生まれた新たな感覚
LINEの「トーク」は同期?
既読がついても返事が来ない場合がある
■誤解を解いてリスペクトを

【コラム】
コストと主体性の関係
デジタル化とDXの違い
反対意見にはこう反論する
ステージ発表が中止になった理由

「学校DX物語」年表

参考文献紹介

あとがき













目次



まえがき



序章 魚住はこうして嫌われた


■学校での評価がどん底になった話



2019年「新聞スクラップ事案」


僕が独断専行に走ったわけ


現実とのギャップに驚く


2020年コロナ休校後の良い兆し


管理職からの叱責



■文科省の明言にもかかわらず



何がいけなかったのか


それでも諦めなかった理由




第1章 なぜ、学校DXが必要なのか


■3次元アリの話



「宇宙兄弟」のあらすじ


3次元アリとは


「連れていくしかない」



■コミュニケーションとDX―高校の教科書はどう教えているか



デジタル化とDXの違い


高校の教科「情報」について


デジタル情報の特性


コミュニケーション形態の4分類


4分類が出来上がった歴史


さらに8つに分類してみる


一対一か、多数か


コミュニケーションとコストの関係


人はコストに価値を感じる



■学校でDXを進める意義



DXが進まない本当の理由


「ローカル+同期」は東海道を歩くようなもの


飲み会スルーに見る最近の若者の価値観


若者はパーソナライズの心地よさを知っている


結論。学校でDXを進めなければならない理由




第2章 できそうなところから導入を試みる


■職員会議の電子化



職員会議が紙だった頃


「紙」というメディアの特性


教員一人一台タブレットが配備された


新しい試みは、心理的ストレスを誘発する


WordかPDFか問題


保存先騒動と味方の出現


電子化から1年経って



■Teams導入物語



Microsoftの「Teams」とは


まずはセッティングから


自分の所属学年から導入開始


Teamsのチームを作る


「慎重に」の裏にあったもの


端末の活用促進につながったポイント


導入後記




第3章 まずはここからDX


■デジタル体温記録の実施



Teamsでやるか、ロイロノートでやるか


教員間での考え方の違い


どちらがメリットが大きいか



■修学旅行で安全に帰ってくるために



スマホOK、SNSもOKに


修学旅行こそスマホは必須


ルールと線引きを明確に!



■てんやわんやの遅刻欠席早退フォーム



特に困っていないから電話のままで


地道に根回しや説得を試みる


反対意見が続出


「安易な欠席」への対策を練る


管理職のひと声で試験導入が決定


正式導入から1年経って




第4章 やっとここまでDX


■生徒用タブレット端末の試験導入



それまでの勤務校の状況


文科省がスマホを公認した


80台のタブレット端末が配備されたものの


ログイントラブルの原因


追加配備のもどかしさ



■念願の一人一台端末!



朗報と残ったモヤモヤ


タブレット端末到着


設定作業をいかに簡略化するか



■校則の変更から運用開始まで



端末のルールをどうするか


生徒指導部からのちゃぶ台返し


探究担当の先生からの訴え


みんなで行った設定作業



■一連の事案を振り返って



学校には悪しき文化がある


やってよかったこと


新しいことを進めるための手法




第5章 なぜDXが進まないのか


■二項対立の背景



かつて教員は職人だった


無駄な努力を必要としない時代がきた


必要なのはお互いのリスペクト



■チョーク&トークへのこだわり



ノートに手書きで書くことの優位性


生徒の気持ちになってみる


それぞれのツールの強みを知ろう



■学校の「紙」文化の歴史をひもとく



印刷技術に支えられてきた学校


コストの面から考えると…



■ハンコの存在価値



ハンコがあることでコミュニケーションが生まれる?


ハンコの価値は上司の価値


コストがかかるほどよいという信念



■学校における電話の現状



電話には出られないのが当たり前


教員に外線がかかってきた場合のやりとり


電話は人の時間を突然に奪う


LINEでよい場合も



■LINEで生まれた新たな感覚



LINEの「トーク」は同期?


既読がついても返事が来ない場合がある



■誤解を解いてリスペクトを



【コラム】



コストと主体性の関係


デジタル化とDXの違い


反対意見にはこう反論する


ステージ発表が中止になった理由




「学校DX物語」年表


参考文献紹介


あとがき
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