教職員の制作物をアップデートする 白黒でも伝わるデザイン

形式・仕様:
電子書籍 書籍

1,980円(税込)

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著者名 megkmit
ジャンル 書籍  > 学級経営
書籍  > 学校事務
対象  > 小学校教員向け
対象  > 学校事務職員向け
対象  > その他
刊行日 2025年02月10日
ISBN 9784761930530
判型・ページ数 A5・128ページ
定価 1,980円(税込)
在庫 在庫あり

学校でカラー印刷できなくても「見やすい・読みやすい・分かりやすい」
ちょっとの気づきで変わる 伝わるデザインにする方法をピックアップ!


編集ソフトやCanvaなどを使えば、簡単に配布物や掲示物が作れるようになった昨今ですが、日々、学校現場で作られている配布物、掲示物、資料などの制作物に「伝える」工夫をしていますか? 本書ではこどもや保護者に伝わる制作物にするために、デザインでできる工夫、改善ポイントを紹介しています。文字、レイアウト、余白、あしらい、イラストなどデザイン的にどんな工夫をすれば良いか、デザインの基本ルール、セオリーを交えて、学校向けのデザインに関する基礎もアレンジも習得できます!

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制作物のアップデートしてますか? 伝えるための工夫をしよう

「配布物や掲示物は何年も同じテンプレートを使い回している」という方!そのデザイン、きちんと読み手に届いているでしょうか…?せっかく作るものならば、きちんと伝わるものにするためにも、デザインでできる改善ポイントをこの本で見つけていきましょう!

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学校で実際に作る配布物、掲示物を作例にして解説

学級だよりや当番表、予定表など実際に教職員の方が制作する機会の多いものをピックアップして作例にしています。おたよりもただ文章を載せるだけではなく、「見出しをつける」「余白を取る」など、少しの工夫で見違えるようになります。

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見直し改善ポイントが分かりやすいBEFORE→AFTERの作例

各テーマには残念なデザインになっているBEFOREの作例と、それを改善したAFTERの作例を掲載。比較すれば一目瞭然!どこをどんな風に改善すれば良いのかが見て取れ、解説文を読めばより理解を深められる構成になっています。

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すぐにできるちょっとした デザインのコツ中心に紹介

専門的な難しいデザイン知識や高いPC スキルがなくても取り入れられるようなデザインのコツが中心です。レイアウトや余白、あしらいなど制作物に活かせるデザインの基本とセオリーを交えて解説をしています。覚えておくと便利な知識がたくさん!

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制作物の参考にできる サンプルも豊富に掲載

学校で活用したい配布物の参考作例や、手書きでできるあしらいイラストのなど、テーマに沿ったサンプルを散りばめています。子どもや保護者の方に「読みたい!」と思ってもらえるようなデザインにするためのコツを取り入れてみましょう!

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白黒だけじゃない! + カラー使いの基本もばっちり

紙での配布物以外にweb 上でのおたより公開や、端末を活用した授業資料など白黒だけではないデザインが作れる機会が増えていることから、「白黒+ カラー」を使ったデザインの基本を紹介する章もあります!適切な色選びや色合わせを知り、制作物をアップデートしましょう。

■各PARTの内容
[PART1]白黒でできる デザインの基礎

見やすい、読みやすい、分かりやすいの第一歩! 基本となる文字選びや余白のつくり方、文字の強調の仕方、読み手の視線を考え、情報をきちんと整理してデザインしていくことの基盤となるような内容をまとめています。学校現場で多い白黒印刷をベースにした制作物でもできるちょっとしたデザインのコツを紹介。

[PART2]白黒でできる アレンジデザイン
PART1からのステップアップとして、重要な情報をより目立たせたり、読みたいと思ってもらえるような工夫、デザインでのアレンジ方法を中心にイラストの活用法なども紹介しています。

[PART3] 白黒+カラー使いの基本
WEB上でのおたより公開や保護者へのメール配信の機会も増えていることから、白黒印刷だけではないシーンを想定して白黒+カラーを使ったデザインの基本を紹介しています。カラフルに仕上げた力作も、色を多く使うことで逆にまとまりが悪くなってしまうことがあります。そんな残念デザインになる前に、効果的な色の使い方や色の選び方を知っておきましょう!

■担当編集者からのメッセージ
WordやPowerPoint、Canvaなどさまざまな文章、資料、デザインツールを活用してみなさんも制作物をつくる機会があると思います。おたよりなど楽しく読んでもらうことも心がけたいことですが、情報をきちんと届けるためには、読んでもらうための「読みやすさ、見やすさ、分かりやすさ」が欠かせません。
行間を少し空けてみる、日付は囲んで目立たせる、情報整理をして見出しをきちんとつけるなど、ほんの少しの工夫で制作物は見違えるようになる! 本書はそんな気づきがたくさん詰まった一冊です。専門的なデザイン知識や高いPCスキルがなくても取り入れられるような見直し改善ポイントを集めました。みなさんも簡単にデザインができる時代だからこそ、基礎やアレンジ方法を活かして、伝えたい情報がきちんと伝わる制作物作りを目指してみませんか?

はじめに
本書の使い方
お手本にしたいGOODデザイン
column01 今更聞けない!UDフォントの基本

PART1 白黒でできる デザインの基礎
1-1 フォント一択からの脱却 のっぺり文字に変化をつけよう!
1-2 “読みやすい”の第一歩! フォント選びで勝ち組デザイン
1-3 印象を変えるカギは太さ! 文字の強弱をコントロールしよう
1-4 文字の印象で変化をつける! 直観的に内容が伝わるフォント選び
1-5 縦書き? 横書き? 行間で伝える読み方向
1-6 低学年向けには必須 ふりがなを味方につけよう
1-7 ルールを決めて整える! 揃えを知って使いこなそう
1-8 すっきり見えるひと工夫♪ 読みやすくなる段落分け
1-9 改行・段組みを活用 読みやすいレイアウト案
1-10 視線に沿ったレイアウトで読みやすさを整える
1-11 負担を軽減◎ あえてのワンパターンレイアウト
1-12 情報整理の優先度を整理して読み飛ばしを予防
1-13 画像や文字のかたまりを意識 要素の整列で並列関係を表現!
1-14 情報はまとめて紐づけ 仲間はいつもそばに
1-15 脱!枠だらけ。余白で情報にまとまりを
1-16 余白は悪なの? 余白の役割を知ろう
1-17 卒業しよう! 「写真で隙間埋め」
1-18 もう一度見直して! 文字ルール破りにご用心
1-19 おたよりの入り口 タイトルデザインはユニークに
1-20 あくまで目印 見出しデザインはシンプルに
1-21 足し算からのステップアップ デザインの引き算を身につけよう!
1-22 期限を守ってもらうための日付デザイン
1-23 実際に使うのは誰? 書き込む人を考えた記述欄作り
1-24 読み取りやすさが重要! スッキリさせる表デザイン
1-25 複雑な情報の詰め込みはNG わかりやすい予定表作り
1-26 できていますか? 見やすい当番表
1-27 今日から実践! 板書でチャート
column02 書いて楽しい もらって嬉しい連絡メモ

PART2 白黒でできる アレンジデザイン
2-1 にぎやかに盛り上げる 手書きのあしらい
2-2 まねするだけで簡単! ちょこっと手書きイラスト
2-3 即伝わる必殺技! アイコンの活用
2-4 使い分けよう 説明イラストと装飾イラスト
2-5 特性を知っていいとこどり! 手書きとデジタル融合のススメ
2-6 こんなときもあんなときも……イラストで速攻解決
2-7 STOP! 画像の奇妙なトリミング
2-8 事前のチェックが肝心! 規約を守ったイラスト活用
2-9 掲示物の注目ポイントは囲んで目立たせる
2-10 飾り罫は“控えめ”セレクトが正解◎
column03 見やすく便利な座席表

PART3 白黒+カラー使いの基本
3-1 +1色で十分! 情報を際立たせるカラー使い
3-2 +2 色使いでメリハリと意味付けを
3-3 複数色使いでもまとまりよくデザインする
3-4 みんなに伝える カラーユニバーサルなデザイン
3-5 データまとめは内容にあったグラフ選びから
3-6 グラフや表は読み取りやすさが要!
3-7 インパクト大なオブジェクトの匙加減
3-8 センス良く読みやすく 統一デザインのルール
3-9 見やすさは大丈夫? 要素の重ね技には要注意!
column04 知っておきたい 画像と解像度のはなし
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2025.03.12
特別インタビュー|学校現場でできるデザインのはなし(megkmit)
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