この連載について
子どもが楽しく学べる文房具、学校で働く方々の仕事がはかどる事務用品。この連載では、思わず人に教えたくなるような、学校生活を豊かにする文房具を紹介していきます。執筆者は数多くの文房具を見聞き、蒐集し、さまざまな媒体でその魅力を発信し続けている文房具プレゼンターのふじいなおみさんです!
数々のモノに触れてきたふじいさんだからこそ知っている、学校で使える文房具の世界をぜひお楽しみください!
この連載について
子どもが楽しく学べる文房具、学校で働く方々の仕事がはかどる事務用品。この連載では、思わず人に教えたくなるような、学校生活を豊かにする文房具を紹介していきます。執筆者は数多くの文房具を見聞き、蒐集し、さまざまな媒体でその魅力を発信し続けている文房具プレゼンターのふじいなおみさんです!
数々のモノに触れてきたふじいさんだからこそ知っている、学校で使える文房具の世界をぜひお楽しみください!
はじめまして。文房具プレゼンターのふじいなおみです。
普段はラジオ番組(他故となおみのブンボーグ大作戦!)やWebメディア(小学館「HugKum」、文具のとびら「他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg」)で「こんな便利な文房具があるんですよ!」「びっくりするような文房具が開発されました」といった文房具情報を日々発信しています。
高校時代には3年間生徒会執行部に所属していたため、先生や事務職員の方にもたくさんお世話になりました。今回の連載では恩返しのような気持ちで文章に向き合っています。
さて、私にはこの春小学4年生になる娘がいます。新学期は特に大切な書類の提出が多く、中には折れ曲がることが許されない提出物を渡されることもあります。
ということは、先生や事務の方々は児童・生徒が持ってきた書類を受け取り、集約して処理・管理……と作業をすることになりますよね? そんな時に有用なのがキングジムの「スーパーハードホルダー」です。

スーパーハードホルダーはキングファイル、テプラなど、オフィス用品で知られている「キングジム」の製品です。もちろんキングジムの「ジム」は「事務」のこと。最近はスタンプや学生向けの製品も有名ですが、事務の仕事に快適さを与える商品が多いのが特徴です。
筆者は仕事をしている自宅内で資料を持ち歩くとき、ちょっとしたことで端を折り曲げてしまうことがあります。先生方も校内を移動する際に、いくつものプリント類を持ち運ぶことがありませんか? その時、何かのはずみで中身が折れてしまうという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
スーパーハードホルダーはそうしたときに生じる「折れ」を防いでくれる便利ツールです。
では、その秘密を紐解いていきましょう。

色がついている裏面には通常のクリアーホルダーと比べて約3倍の厚みがある丈夫なシートを採用しています。かなり厚いプラスチックの板になっていて、上の写真のようにホルダーごと折れてしまうことを防ぎます。
しっかりクリアーホルダーにしまったのに、カバンに入れて持ち運んでいたら、何かのはずみで書類がホルダーから飛び出していて、端っこが折れたり破れたりしてしまったという経験もあるかと思います。スーパーハードホルダーはその対策もバッチリ! 形状の2つの工夫で安心してカバンの中に入れられます。

1つ目はホルダー上部にある横長のフラップ。透明な面を上にしたときに、右上にあるフラップをしっかり閉めることで書類が上から飛び出るのを防ぎます。
2つ目はホルダー自体の接着の仕方です。従来のホルダーではLの字に開かない部分がありますが、スーパーハードホルダーは逆Jの字のようにその先も約8cmの高さまで接着されているのです(上の写真の「2つ目」と書かれている四角で囲った部分です)。これがあるおかげで横からの飛び出しも防いでくれます。
会議・打ち合わせの後にちょっと呼び止められて、立ったままメモを書かなければならないシチュエーションは意外と多いのではないでしょうか? スーパーハードホルダーはそうした時にも大活躍します!

スーパーハードホルダーの裏面下部にはストッパーと呼ばれるパーツがついていて、そこに紙を挟み込めます。そうすると前述した3倍の厚みのあるシートをクリップボード代わりにしてメモを書くことができるのです。ちょっとした工夫なのですが、これがかなり便利に働いてくれます。これも普通のクリアーホルダーではできない、特筆すべきポイントでしょう。

会議資料がクリアーホルダーに入れられた状態で配られたり、持参したものに入れて持ち帰ったりすることも多いでしょう。
スーパーハードホルダーはクリアーホルダーに入れられた書類をそのまま入れられるよう、通常のクリアーホルダーより一回り大きくつくられています。
しかも、薄めなボディからは想像しづらい、しっかりとしたマチがついていて、コピー用紙ならば約100枚を収めることができます。これは特にプリント類を大量に出力しなければいけない事務職員の方やプリント学習を実践される先生方にとって、さりげなく役に立つポイントではないでしょうか。

ホルダーの大きさはA4用紙を入れるためにちょうどいいサイズのみですが、形は3種類あります。書類を入れる部屋が1つだけのもの、タブが3山ついていて、3つの部屋に分かれているもの、タブが5山ついていて、5つの部屋に分かれているものです。
1部屋だけのものは同じ書類で枚数が多かったり、厚みがあったりする時に便利です。複数の部屋に分かれているものは、クラス別に同じ書類をまとめたい場合や、1つのクラスに対して異なる書類を管理したい場合に使っていただくと、大変役に立つかと思います。
新学期はもちろんのこと、書類の整理が多くなる先生や事務職員の方に自信をもってオススメします!
本体価格は形態によって異なり、310円〜390円プラス消費税です(2025年4月現在)。
文房具プレゼンターのこぼれ話
ここまで、特に何も触れてこずに話を進めてまいりましたが、皆さん最後までお読みになられて、ある言葉に違和感を持った方もいらっしゃるのではないのでしょうか。そう、「クリアーホルダー」という名称です。
一般的に「クリアーファイル」と皆さんが呼んでいるものは、じつは「クリアーファイル」ではありません。
キングジムホームページでは「クリアーホルダー」と「クリアーファイル」について、次のように定義づけています。
これに従うと、「クリアーファイル」は冊子(束)になっているはずです。そして冊子状になっていない、二辺が開かず、もう二辺が開いている書類を入れる薄いアイテムは「クリアーホルダー」と呼ばれます(皆さんが想像する「クリアーファイル」のことですね)。
今回のスーパーハードホルダーも同じように冊子にはなっていないため「ホルダー」という名前がつけられています。
今回の記事はこちらのルールに従って書きました。
(C)株式会社キングジム
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北海道札幌市出身。ラジオパーソナリティと文房具ライターの二本柱で文房具紹介を行う「文房具プレゼンター」として活動。ビジネスパートナーの他故壁氏と「たこなお文具情報室」を結成。
ナナコライブリーFMで放送中の30分間文房具の話だけをお送りする番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」の出演・制作を担当。文房具情報サイトでの広く文具を紹介する連載、大手出版社の子育て系WEBマガジンでの知育・学童文具の紹介を中心に活動。特に好きなジャンルは、カラフルな万年筆インクやボールペン・マーカーペンなど。気付くと全色買っていることもしばしば……。
【ラジオ・連載】
ラジオ番組【他故となおみのブンボーグ大作戦!】
https://daisakusen.net
小学館「HugKum」
https://hugkum.sho.jp/?s=ふじいなおみ
文具のとびら「他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg」
https://www.buntobi.com/articles/category/series/bootleg-1/
